「図書」を含む小説

他人とかかわることに煩わしさを感じる遼は、ボッチの学園生活を選んだ。趣味は読書と一人歩き。しかし学園屈指の美貌をもつ遼を周囲は放っておかない。中には双子の妹に取り入るきっかけにし…

高校二年生の朝倉葵は、図書委員長として静かな日々を送っていた。 そんな彼女の前に現れた副委員長の桜木優里。物語を愛する彼女との出会いが、葵の世界を大きく変えていく。 二人が図書…

とあるゲームのキャラクターをこよなく愛するオタク・佐藤かおりは、唯一のオタク友達との飲み会帰りを最後に記憶が途切れてしまう。 意識が覚醒したそこは、幼少期姿の推しの目の前！？ …

高校入学した志乃。ある日友達に委員会で代理を頼まれ、図書室に行くと学院内で有名な先輩に出会ったのだった。

高校の図書室で出会った春輝《はるき》と沙耶《さや》は、沙耶の誕生日の七月七日、放課後にペアネックレスを買いに隣町に出かけた。その帰り道、春輝は顔をマスクで覆った通り魔にナイフで襲…

近藤鉄尾（こんどうてつお）はある日の放課後、本の返却に図書館へと向かった。図書委員を探し書庫に入ると、蔵書整理している図書委員の知里有栖（ちりありす）に遭遇する。鉄尾が声を掛ける…

高校の図書室で司書教諭として勤務している私は、三年生の新沼さんが図書室で心地よく過ごせるよう気を配っていた。まだ裏表紙の封筒にクラスと名前を書き入れる貸出カードで誰が何を借りたか…

「もしかしてこれって賢者の書の手がかりだったりして」 分野違いだけど本が好きな魔女の卵たちが魔法図書館で本を読んでいると不審な羊皮紙を見つけ出す。若き魔女たちが探し出したものは……

◆はじめに◆　　 毎日の空に「空の名」を見出す、特異な感覚を持った18歳の大学生、平野カンナ。友達も作らず、中高を図書室で過ごしてきたカンナの前に、はじめてほんとうに言葉が通じ…

中学教師の僕は人間の顔を醜く思い始め、他者と顔を合わせることに苦痛を感じるようになった。藁にも縋る思いで魔法使いから緑色の薬を買った。緑の薬の代償は親指の爪である。魔法使いにとっ…

作家となった大澤舞は、今回執筆した作品でインタビューを受けている。 小さな町の小さな小中学校の校長先生が発端となり悪巧みの末に成し遂げた奇跡を元にした作品をしたためたためだ、…

　よせばいいのに拠所無い事情から、私立異世界博物館の付属図書室で募集していた司書採用面接を受けた菜花奈都姫（なばななつみ）さん。 　奇妙な事情が絡んで見事試験に合格したまではいい…

　ごく普通の男子高校生、綾辻 未来久(あやつじ みきひさ)は何故か美少女たちにめちゃくちゃモテている。 　羨望と嫉妬の的になるはずのそのポジションだが、未来久は彼女たちのアプロー…

僕は編集長である。 仰々しい響きであるが、僕が通う中学校で作る作品集の責任者に過ぎない。作品集を作ろうと言い出したのは僕であるから、編集長と言っても自作自演めいたところがある。先…

高校一年生の時に経験したある出来事をきっかけに、葵は人を信じることをひどく恐れるようになった。人を信じることの裏切りや痛みを経験し、孤独を愛するようになったのだ。 高校二年生にな…

本作は、高校生たちの瑞々しい恋模様を描いたオムニバス作品です。言葉にするのは、星をつかむより難しい。そんな不器用な想いを胸に秘めながらも、彼らは懸命に「今」を生き、それぞれの「好…

夏休み前の最後の放課後― 群青色に染まる図書館には、五人の高校生たちがいた。 本を読む少女、眠る少年、記録を残す少女、 本棚の陰で泣く少女、そして図書委員の少年。 彼らの存在…

巨大な図書室で、先輩たちと先生たちが戦争をしている。それを各教室で娯楽として流している学校。転校してきたカラスはそれに怯えていて…。

高校2年生の佐藤美咲は、幼なじみの健太から依頼された体育祭優勝杯失踪事件をきっかけに、「スマホ探偵」として活動を始めることに。

３００文字で綴る短編集。 さくっと読み終わりますので、お気軽にお楽しみください。 元々はTwitterにて、角掛みなみ様が作品募集されていたのが切っ掛けです。 ラジオ朗読コーナ…