「ねこです」を含む小説

コールドスリープから目覚めたら猫又になっていた猫ちゃん。 自分の変化に気づかないまま、人のいない街を駆けて、ご主人さまの元へと急ぐのだけど……。

瀬戸際たすけは ある日ひとりの男の子に出会う。 その男の子が落としていった紙きれには たった一言 こう書かれていた。 『君はヒーローです。 木下つとむ』 記憶をうしなった瀬…

『のらねこ お岩がいく』 白いぼうしの〝お岩に〟の占い的つぶやき、 これをきっかけに、 のらねこ　お岩は でかけることになる。 わて のらねこ お岩が語るよ。 ぼろぼろでつく…

著者の心に貼られた沢山の付箋紙たち。そこには思い出という名の忘れてはならない大切な事が書かれている(はず)。何に貼られているのか。時を行き来しながら確認していきたいと思う。まずは…

　新人体育教師の兎本千里(うもとちさと)は、『柳祢子(やなぎねこ)』名義でVtuberをしていた。 仕事が忙しすぎてVtuberとしての活動頻度が減っていく中で、千里は「Vtub…

「このように、この猫らはいつも、ある使命をもって外へと繰りだすのだった。さも当然のごとく猫手川をともなって。猫手川は、彼らとともにゆく。いつもなにも知らされず、なにもわからず、そ…

　ぴろしきはスコティッシュフォールドだけど耳が折れていない女の子。 　小説家の「先生」と仲良く暮らしている。 　一緒にテレビを見て、一緒に寝て。 　でもそこに新しい住人がやってき…

1日1ショートショート、13日目。たまには血腥さもスケベも無い、日常の一コマを書いてみました。尤も想像上なので、実際にこんな会話があった訳ではないのですけど。

大学生のぼくが、のらねこみたいなこいびと(?)とおくる日常

　この小説の地の文で「オマエ」とか「キサマ」とかの人称で口汚く罵られているのは、前作『カンナカムイの翼』を読まずして、あの長くてダサいタイトルのやつばかり読んでいる痴れ者どものこ…

都心から電車で三十分程度。 とあるノスタルジックなアーケード商店街には、小さな便利屋がある。その名も『ブルーヘブン』。 店主は青井天（あおいてん）という、195センチの高身長で真…

ミイはおかあさんと二人で暮らすちいさな白猫。 ミイはねこであってネコではなかった。

　ほぼ毎日保健室で湿布や絆創膏をもらってから教室に来る隣のクラスメイト、比金琴香（ひがねことか）。 　彼女は持ち前の不幸のせいで、何かと事故に遭ってよく怪我をしている。 　そんな…

平家物語序文の暗記にお困りの皆様へ 猫の、猫による、猫のための 平毛物語(たひらけものかたり) 猫飼いさんのための平家物語パロディで 以前、狂気の沙汰のA4サイズ年賀状を描いた…

猫を切らしたことのない家庭で育った仁科颯太は、突然の婚約破棄から立ち直れないでいた。 泥酔した夜に出会ったねことは？ 時折織り込まれた猫あるあるに、猫好きさんなら気付いてくれるは…

猫がきた。「にゃー」 猫が話す物語

人間の本に棲むシェリーは、まだ人間を知らない。本を読む白猫のルナと過ごしていたら、ルナが暗い過去を話し始めた。何だかおかしなことになってきて、シェリーは人間に会うことはできるのだ…

「ねこまたムスメのシロとクロ」の続編、第３弾です。 10月31日、ハロウィンの日、それはねこまたのシロにとっても楽しみな日で…… 初めから読まなくても読めますが、ご興味があり…