「きいて」を含む小説

『あの不動産屋は何処に消えた！』から連綿と続く物語。 渡米して10年。ルナは双子を生んで一気に5人の子持ちに。 パパはカナヅチなの。おぼえてしまって、ちかった、おぼれてちまっ…

　小さいころ、正義の味方にあこがれていた俺は様々な女の子に『なんでも言うことを聞いてあげる券』を配りまくっていたこと………ことを幼馴染と再会したことで思い出してしまった俺が、昔助…

寒村で暮らす私は小説家を生業とする一方、村人たちの他愛もない相談を受けている。 特に深い事情を抱える者は夜にこっそり私の元を訪れてきて、 旦那のことや不倫についてぼそぼそと喋って…

七不思議や怪談、逸話、噂話。人々の間で語り継がれるものはいくらでも、どこにでもある。 今日もその大学で学生たちが口にする。 あの教室には自殺した学生がいまだにいる。 この木の下で…

神奈川県の夜墨と呼ばれる地域では、過去に多数の行方不明者が出ていた。 依頼を受けて、行方不明となった女子大生を探す横浜の探偵の白木庸一。夜墨に浸透する山岳信仰に興味を抱いた、民俗…

小さい子に話しかけられたら、目を見て真摯に聞いてあげましょう。

今年も急ぎ足だけど比較的早めに書いた2024年のボカロ7選です。みんなきいて。

現代にダンジョンがある世界で冒険者をする青年、縁木祈（よりきいのり）は召喚士である。 冒険者として最高峰の地位であるSSランク冒険者になった祈には一つ、悩みがあった。それは召喚獣…

こんなことしか書けない　#２ 「願い」

誰もが、誰かのいうことをきいて生きていく。 ……なら自由ってなんなんだよ～。 そう思った俺・班目真一は、高校をサボって、街の小さな便利屋『英国屋』でバイトをしている。 店主のエ…

「私の願いをきいてくれないか」　入院した祖父、残された時間が少ないことに気づく。その祖父からのお願いを聞いていくうちに避けられない運命とどう向き合っていくべきなのかに気づいていく。

私立きいちご学園高等部、不思議研究会の活動記録です。

　僕に妹が出来た。僕は小学五年生で十一歳。僕の名前は｜坂井大平《さかいたいへい》、十一歳離れた妹の名前は｜坂井心《さかいこころ》。凄く可愛い。 　心は三千百二十グラムとママが言…

自宅で寝ていた美大生の三鍋香澄（みなべかすみ）は、目を覚ますとなぜか潰れたはずのゲームセンターにいた。香澄以外にも、年齢も性別もばらばらな男女五人がゲームセンターの中央広場に集ま…

　私の影がゆらりと揺れて、こんにちはとあいさつをする。 　私も私の影にこんにちはと返すと、影は気づかわしげにお困りのようですねと言ってくる。 　影は商人と名乗り、私の話と引き換え…

仲良し6人組の女子高生がSNS断ちする為にそもそものスマホ断ちをすることにーー。 現代社会に欠かせないスマホなくしてどんな生活が送れるのか。 6人それぞれの視点を描く物語。 …

31歳バツイチ怠惰な女×21歳こなれた遊惰なピアノの先生 ｢前菜は先生のピアノを一曲。｣ ｢グラスに発泡酒を注いで？｣ ｢メインは胡椒のきいた手羽先で。｣ ｢ではお供に麻雀を一…

彗星のように現れ、ゲーム業界の話題を全て掻っ攫って行ったVRMMO「Luna Light Finale Online」、通称L2FO。そのゲームに一人の男子高校生が挑もうとしてい…

友長俊平が贔屓にしている小料理屋の常連客である藤城の親父さんは、俊平に会うたびに、自分の娘を嫁にもらってくれと、しつこく迫ってくる。会ったこともない娘さんの話をされても困惑するだ…

「略奪結婚」　番外編　 ＜あらすじ＞ 　私は、茉莉川杏奈は、短大卒業後、探偵事務所「黒薔薇」で働き始めた。 　探偵事務所に入って最初に私の指導係係になったくれたのが、のちに交際…