「ショートショート 短編」を含む小説

意識の高い部下が口の周りに米粒を付けて出社してきた。 「これは飯化粧ですよ…」

　ラブコメ、ホラー、ファンタジー、ミステリー、どんでん返し、その他、ジャンルを問わず、短編小説を投稿します。 　コンテスト応募作品は、個別にページを設けてありますので、よければそ…

五分読書のショートホラー作品。 突然やってきた転校生は、痩せぎすで薄汚い格好をしていた。 異様なのは、ツギハギだらけのクマのヌイグルミを持っている事だ。 亡くなった母親の形見だ…

妻はカンフー映画が好きだ。 これは義理の父の影響なのだ。 週末妻に誘われ二人で映画に行った…。

「ハクション」 男は体の内と外がベロンと裏返り、生き別れた父になった…。

この短編は男が、ただ語るだけです。 よろしければ、彼らが語る物語に耳を傾けてあげてください。

吹奏楽部の後の自主練習。その隣の教室が美術部だった。 いつもそこで絵を描いている先輩。一度も声をかけられず、そのまま卒業してしまう。けれど、偶然か運命か、進学した高校に先輩を見つ…

男はペットを紹介した。 「ラクダをラクダたらしめる物はコブです。 ラクダにとってコブはアイデンティティなのです…」

　父の一言で、穏やかな日常は吹き飛んだ。 　女子高生の愛は、破天荒な家族に振り回されっぱなし。 「勝手に私を巻き込まないで！」 　愛の叫びとは裏腹に、喜劇の歯車はクルリと回る――

男の子は自分の素性を偽って、毎朝彼女と裏庭で密会する。 もっと彼女のことを知りたい―― 自分のことを彼女に知ってほしい―― だが、男の子には彼女に言えない秘密があった――

2020年10月下旬、舞台は少し寒さが増してきた東京。 迫りくる虹色おばあさん。 迎え撃つは陰キャな男。 全ての鍵は、家族の絆。 うんこを漏らしてからの大逆転劇が、今始まる。

男はランニングしていたが、その後を男の残像達が追いかけた…。

「次の命題は真か偽か。『すべての命は等価である』」

自分に自信の持てない『僕』は、周囲に合わせることで『普通』になりすまそうとするが……

会社員風の男が散歩させている犬は、首輪こそしていたがリードはなかった。 「妻は逃げませんよ…」