「#和風ファンタジー」を含む小説

桐谷紗良（25）は、女神の巫女の末裔で、異能【まどろみの花】の遣い手。紗良は弓月伊織（34）の経営する会社で彼の秘書として勤務することになるが、弓月の第一印象は最悪。のはずが、仕…

令が出会った美しい青年は和の神であった 彼の導きのまま ひかれあい そして共に戦う事になる令 彼女の恋は叶うのか？ そして運命の歯車はまわる

夜、蒼い月が満ちているのならば。 屋内へ逃げなければならない。〈神渡〉が始まってしまうから。始まってしまえば、記憶を食われてしまう——。 夜、朱い月が満ちているのならば。 屋内へ…

小学生の時に行ったお祭りの日。その賑わいから歩く事すら困難な程の人込みの中、偶然目にした落とし物。 それを拾った時から彼の運命の歯車は回り始めた。

色素の薄い、淡いブラウンの髪、鮮やかに赤く光る鋭い瞳を持つ高校生《緋山狂士》。 柄の悪い見た目の彼は、喧嘩の強さだけでなく、ある特異な能力を持っていた。 それは、《幽霊》《妖怪…

「悪とされるのは、いつも“弱き者”だった」 神社に住んでいる少年＂神代　悠＂は、 ある日、異形な者に襲われました。 慌てて駆けつけた母は、迷う事なく 異形な者に『回し蹴り』を…

【カクヨム恋愛小説大賞　ナツガタリ'25（和風ファンタジー×契約結婚）応募作品】 かつては国中で人が妖に襲われることが絶えなかった。やがて帝都などの栄えている町は文明開化が進み…

八百万の神が住む国──瑞穂。 その中の楠美の郷に住む娘、穂乃花（ほのか）は両親を亡くした後、郷長の屋敷で奴隷のように虐げられる日々を送っていた。 そんな穂乃花は、ある日郷長から命…

　気ままな一人暮らしを謳歌していた宮原美月（みやはら・みづき）に、突然の知らせが届く。 　父が多額の借金を残して失踪したというのだ。 　実家を売却すべく片づけを始めた美月は、倉庫…

先月、氷室冴子先生の名作にして未完の大作「銀の海　金の大地」①～⑪巻を再読したら深く傷ついたので、この情緒的ビッグウェーヴに乗るっきゃないかんじで中二的なお気持ちを語ります。 …

ごく普通の大学生・常磐木 碧は、ある雨の日、亡き父の形見——一本の扇から“声”を聞いた。 現れたのは、かつて人に大切に使われた道具に宿る魂、「付喪神」の少女。 この出会いは、彼の…

　他人の穢れを肩代わりする術『形代』の才を持つ鞠子は、神職を統括する神祇伯の妻だったが、大勢いる妾の一人にすぎず今では完全に無視されている。ある日、珍しく夫から連絡があったと思っ…

――この学園では、「詩」が魂を救う。 春海響は、目覚めた瞬間、自分が“死後の学園”にいることに気づかなかった。 この場所では、生前の未練や後悔が「忘歌鬼（ぼうかき）」という怪異…

絶海上の皇国、輪国には龍蛇の一族と呼ばれる者たちがいる。 水を司る龍蛇神と人間の間に生まれた半神――その子孫である彼女たちは代々、男であれば龍男（たつのお）、女であれば蛇女（じゃ…

主人公・久我沢千代は、物に込められた人の想いを「香り」として感じ取る力を持つ、心優しい令嬢。しかし、その繊細すぎる力は誰にも理解されず、名ばかりの華族という家柄と共に、彼女を静か…

白羽（しらはね）の山の奥深く、神の血を引く巫女の一族に生まれた宵（よい）は、十四の春に「暁（あかつき）の王家へ嫁ぎ、契りをもって加護を授けよ」という神託を受ける。 それは、神子（…

悪しきものたちと対峙するため、神祇官（じんぎかん）の新人・宵闇（よいやみ）は、自らに眠る能力の意味を探しながら成長の道を歩んでいく。 瘴気（しょうき）をその身に取り込み、封じるこ…

侯爵家である戒籠寺家主催で開催されたのは、舞踏会ならぬ『武闘会』！ 優勝すれば大金が手に入るだけでなく、次期当主である朔哉の妻になれるとのこと。 侯爵夫人の座を求め色めき立つ女た…

古代日本を舞台にした異世界ファンタジーです。 オリジナルの小説を投稿するのは初めてですので、これから少しずつ続けていければと思います。