「戦争・戦記」を含む小説

血塗られ戦場に戦争孤児が彷徨っていた。 これは後に一国の皇帝にまで駆け上がる魔術師の建国記物語。 不定期更新です。完全に息抜きで書いております。

紀元前221年。秦王嬴政（えいせい）は中華統一をなしとげ、自ら『始皇帝』を名乗った。だが秦の過酷な政治に苦しむ民衆の声が、二人の新たな英雄を産む。 無敵の武神、項羽。 気さくな…

銃が戦争を変え、魔術の特権が揺らぎ始めた時代。 かつてエト帝国の陸軍兵士だったクランツァ・ハザリーは帝国の裏切り者として追われ、隣国で静かに暮らしていた。夢も目的もなく、ただただ…

世界を滅ぼしかけた元凶は、ただの鉱石だった。 エーテリウム――それは莫大な力と引き換えに文明を焼き払い、五百年前、暴君アーサーによって世界を支配下に置いた戦争の石である。 全て…

第一部、「一話」から「二十話」までの”あらすじ” 現代と中世風の戦国世界、二つの異世界が数日ごとに切り替わる世界、”暁(あかつき)”。 昨日は剣と槍で所属する国のために戦に挑…

大倭皇国連邦。 あまたの星間国家がひしめく〈ホロカ＝ウェル〉銀河系の一隅を占める小さな国。 その小国に生をうけ、辺境の惑星に暮らすひとりの少女のもとに召集令状が届く。 その地へ向…

悪徳伯爵令嬢曰く。 『私は買う気のある者には誰にだって武器を売った。東エンドにいる時、私はエンド人だったし、新大陸にいる時は開拓者であると同時に先住民でもあった。無論、瑛国にい…

……ただ、君が居てくれたら、それだけで俺は―― 小学校の卒業式と同時に、【別の国】になった東京へ引っ越していく事になったヒロインと別れる主人公。 最後に手紙を約束するも戦争が始…

正体不明の『呼び声』に招かれ、妖刀・壇舎利の担い手として異世界に転生。新しい人生を刀一本で切り拓く。あらゆるしがらみを断ち切って、己の命さえ切り捨ててきた身の上に恐れるものは何も…

そこにある列強は、もはや列強ではなかった。大日本帝国という王道国家のみが覇権国など鼻で笑う王道を敷く形で存在し、多くの白人種はその罪を問われ、この世から放逐された。 いわゆる、「…

智将・猛将に護られ、大海を渡りし金髪の美少女 あどけなさと天真爛漫さのなかに、ときおり賢明さが光ります。 「セラ＝レイス、一緒にご飯たべよ？」 「うん！今日は何をたべよっ…

【しばらくは毎日連載予定です】 【書籍化決定！　小説家になろうでも掲載しています】 「剣と魔法」の世界から「近代文明」への過渡期。銃と大砲が、剣と魔法の力を越えようとしていたとさ…

大陸は、人間と魔族の1000年戦争のただ中にあった。 もはや誰も戦火の始まりを知らず、誰もが「争いは常識」だと信じるほど、その終息の兆しすら見えない。 その1000年の間に、い…

大陸に君臨する大帝国、レカタ。 その長い歴史に燦然と輝く、ひとりの皇帝がいる。 『暠壌帝』アクリュース一世。 小諸侯の望まれぬ子として産まれながら、瞬く間に当主の座を奪うと、…

　ある日、世界中を巻き込んだ大戦争が始まった。際限なく泥沼化していく戦場の中で、運命の二人は出会った。 　誰よりも強く、誰よりも気高い完璧な孤高の英雄であろうとする銀色の髪の美…

カドカワBOOKS10周年記念長編コンテスト中間選考突破！ 誰もが認める淑女の鑑である公爵令嬢アイリス。 だが、彼女は若き国王に婚約を破棄される。理由は「真に愛する人を見つけ…

――海に生き、海に沈む。それが、我らの宿命ならば。 昭和十四年。 帝国海軍は拡大の只中にあり、女ながらに艦を率いる異端の艦長がいた。 名は、新條芙乃。 彼女は奇才と呼ばれ…

物語について。 主人公のラインハルトが一兵卒から成り上がっていくお話。 始めは分隊長からで階級は曹長という だいぶエリートな感じでスタートします。 物語の序盤の陸戦イメージは、 …

神は、六人の王に力を授ける。 それは、配下58人に、特別な役割と能力を授ける力。 その力は、神々の願いの結晶。神たちの退屈しのぎの遊戯の発露。 王たちに与えられる使命はただ一つ…

魔導士達の〝夢〟それは神を生み出し、自由なる神による新たな世界の創造だった。 折しも大陸の覇権国家の一つであるヴィセリア帝国からの侵攻を受けたアモス島は存続の危機に立たされてい…