概要
大海を渡りし金髪の少女・草原を駆抜けし金髪の若者――2人が紡ぐ軍記物語
智将・猛将に護られ、大海を渡りし金髪の美少女
あどけなさと天真爛漫さのなかに、ときおり賢明さが光ります。
「セラ=レイス、一緒にご飯たべよ?」
「うん!今日は何をたべよっか?」
「……大丈夫。兄上たちは、彼を重用していない」
単騎で草原を駆抜けし金髪の若者
不器用な彼は父を超える道を模索していく。背伸びをしながら、ひたすらまっすぐに。
「後ろなど振り返るなッ!そんな暇があらば一歩でも前へ進めッッ!!お前たちの骸《むくろ》は、余《よ》が故郷へ連れ帰ってやるッ」
「無事で何よりッ」
「そっか、バン将軍……バンブライか。あの老人に意見を聞いてみるのも、まぁ悪くはなかろう」
2人がつむぎだす軍記物語には、戦争・政争・恋愛・家族愛があふれます。
騎兵が草原を走り、砲弾が
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