「見えない人」を含む小説

主人公である匠は、職業小説家？であり３作目を執筆中だった、序盤を描き終えた直後「へたくそ」と声が聞こえた。 振り返ると自分より年下の女の子があぐらをかきながら宙に浮かんで笑ってい…

憧れだった彼女が、居なくなってから数年。 まだまだ追いつけない、背中だけど。 いつか、追いつくために。 俺と同じく、彼女を慕っていたコイツと。 前へ歩いていこうと、そう決…

親友だったアイツが、私の傍から居なくなって、数年。 祭りの日、私は、同じく友であった彼に、アイツから託されたものと、明かされた想いを聞く。 それを、大切と言い切れるかは、まだ…

世界には、見る人の数だけ形がある。見えない人には解らない世界がある。異質を見る狭間の人間と、境界を閉ざす閂を落とす枢木の人間。これは、そんな二人が世界の片隅で、ひっそりと生きてい…

　幼くして両親を亡くした少女ヒナは、特別な左目をしていた。その目は、只人には見えない人ならざる存在である「怪異」を見ることができた。だが不幸なことに、見えてしまったがために彼女に…

時間通りキッチリかっちり行動しすぎている。 そんな日本に荒療治するよう神は特殊な力を与えた。 「遅刻するほど強くなる」 その能力を手にした真面目大国の人々はどうなるのか！？ …

私の姉は幼い時から、所謂「見えちゃう人」で、彼女から聞かされる様々な心霊体験は数知れなかった。そして、家族として生活していると、どうしても姉の傍にいる時間があり、時々その体験に巻…

人喰いとして、1000年生きてきて、毎日同じ世界で、毎日同じ日々だった、人喰いベルベット。 人間は知らない、人喰いの世界。人間には見えない、人喰いという化け物。 人喰いの世界…

僕は霊が見えるとか、感じられるとか、そういった方面にはまったく才能がない。 心霊写真だって、かなりハッキリしてないとわからないｗ だからと言って、そういったことを信じていないか…

そのお婆さんは、突然私の前に現れました。 いつも、じっと見るだけです。 何も言わず、何もしません。 たまに、私の前に現れるのです。

時野 恋(トキノ レン)の生活は地味だ。 その日常を彩るもの。 Youtuberである少し変わった友達の杉早 誉(スギハヤ ホマレ)、誉と同じ事務所であり名前の割に可憐で凛とした…

人の中には、『守護神』と呼ばれる人たちが住んでいる。 守護神達は、主の心のバランスを保つために、主を励ましたり𠮟ったりする。 守護神の姿は人によって異なる姿をしており、主の中には…

事故の後、体と心の治療を行っている男。薬を変え、青い錠剤をのむようになってから奇妙な顔を見るようになった。 男は医者を訪れた。 ＊「小説家になろう」に投稿しています（名義：na…