「現代ファンタジー(？)」を含む小説

この世には、俄かには信じ難いものも存在している。 妖怪、悪魔、都市伝説・・・。 それらを総じて、人々は“オカルト”と呼んでいるが、 そう呼ばない者達も居る。 時に、便箋小町とい…

会社帰りに見た夕焼け……それが地球での最後の正常な空だったということを俺は記憶している。あれから5年が経過した地球はもう……あの時には戻れない。そう思わせるに十分な変貌を遂げてい…

昨日が終わらない。 彼女の家で目を覚ました朝、スマホの日付は“昨日”のまま止まっていた。 世界はいつも通りなのに、時間だけが進まない。 自分ひとりが“今日”へ取り残されているよう…

　異覚旅跡譚・上　-かつて君とともに歩んだ青き頃の旅路- 《いかくりょせきたん・じょう　-かつてきみとともにあゆんだあおきころのたびじ-》 　朝苗駆は超常現象能力『異覚』を持つ…

〜それは、人に憑く〜より。颯太は、邪神と別れて、終末となった世界へ、音羽を連れて旅に出る。番外編。

私たちの住む世界のすぐ裏側。 そこにある魔法や妖怪、超能力。 そんなものをテーマにしたショートショート集です。 一話完結ですので気になった話からお読みください。

六佳（りっか）は占い師をしている高校生。 でも本当は占いなんてできない。 コールドリーディング……誰でも占い師になれる会話テクニックができるだけだった。 それでも六佳はお店ナ…

止まった水の都。 色の消えた世界。 画面の向こうで確かに“好きだった”はずの景色が、どこにも動かなくなっていた。 そんな世界に一歩踏み入れたリョウは、 見知らぬ少女――アウリア…

現代社会は《システム》に支配されている。 ステータス、レベル、スキル、ギルド―― それが強さと価値を決めるすべて。 炎や光のような属性を持つ者は英雄となり、 時には世界の法則す…

　人の血を啜り、命を喰らう存在── ヴェノム（Venom / Vm）。彼らは都市の影に潜み、人の隣で静かに息をしている。 　混血種〈ダンピール〉である白河 星は、 自らの出自を…

鮭を焦がしただけで異世界送り——！？ 高校生・鳥内瑠散は、黒こげの鮭を前に絶望していた。そこへ現れたのは、金色ローブの隣人・千田さん。 「焦げる？　なら異世界で焼き直しね！」と、…

とある街の路地の奥、そこにはどんな悩みも解決してくれると「カラスの店主」がいるとの噂があった。 親友の『御山 零二(みやま れいじ)』が２年前から行方不明になり、ずっと探し…

私の誕生日の日。 突然飛ばされたのは、見知らぬ無人島――のはずだった。 私以外にも、7人の女子高生。 皆、初対面のはずなのに、なぜか懐かしい。 夢で見た女の子。王国、戦い、そし…

ソノタモロモロの雑多な掌編を書きます。 ソノタモロモロの雑多な掌編を書きました。 面白いか面白くないかは知りません。 ソノタモロモロの雑多な掌編を書きます。

怪談、伝承、都市伝説。 ありとあらゆる怪奇現象が語られる現代。 怪談の存在に父親を殺された少女と、怪奇現象を追い求める少年。 二人が今、怪奇現象を"証明"する。

高校入学の朝。 主人公、星垣圭吾（ホシガキケイゴ）は悪魔であうサタンが 天使を殺害する場面に遭遇し。殺されかけてしまう。 目撃を取り消す為殺されかけてしまうも圭吾の 態度が気に…

日本滅亡まで五年――。 そんな物騒なニュースをBGMに、影が薄いだけが取り柄の高校二年・入間悠真は、「目立たず平和に卒業すること」だけを願っていた。 しかし、教室の床に現れた“…

友達もいなければ、勉強もできないアキラは洋楽が好きなだけのただの女子だった。塾で出会ったクラスの女子に肝試しに誘われるて断ろうとするが、なんだかんだ一緒に行ってしまう。そこで怪奇…

　遍（あまね）く万物を照らすのが、私の大切なお役目。それでも、必ずどこかに影は落ちる。私はそれを、単なる努力不足のせいだとばかり思っていた。年の瀬が迫ったある日、あの御方に「見付…

町田市忠生のはずれ。 日本一大きな交番のすぐそばに、小さな弁当屋があります。 看板には「弁当 猫屋」の文字。 店主は元サラリーマンの猫さん。助手は料理だけ成長した黒ラブのベス。 …