「日常 不思議」を含む小説

多賀崎　夏（たがさき　なつ）は平凡な日常を送る平凡な女子高生だった。人見知りのため学校では唯一の友人でもある男子の海とばかりいた。トラブルや新しいことが苦手で、そういったことは避…

初めて入った美容院で、訳のわからない話ばかりをする美容師に、困惑する主人公。次第に美容師は暴走し始めて…

舞台は、こことは少し違う不思議な世界。 その世界の中で「最も邪悪な大陸」と恐れられる「闇族の大陸」。 この大陸の王は当然残虐で冷酷で最強で最恐。 王は日々戦いの中で生きているのだ…

気づけば不思議な空間にいた。 中央には、巨大な青いクリスタル ゲームのキャラクター作成のような映像を進む。 そして、次に目が覚めた時、美少女♂の外見のまま、見知らぬ草原へと立…

　日常の中に潜む狂気、狂気の中にある恐怖。恐怖は「人」と「人」とを繋いで、その力を強めていきます。この作品は、そんな恐怖を描いた作品。普通の人達が味わう、普通ではない恐怖を集めた…

　現実主義者の家、親戚一同皆現実主義者の中、私１人だけがスピリチュアルに生まれてきました。 　それで、こっそりですが、日々スピリチュアルを感じつつ、私は生きています。 　霊さん…

「みーちゃん、痛い。髪、ひっぱらないで」 早紀は泣き叫んで訴える。 姉である早紀は六歳、一方で髪を引っ張っている美優はまだ三歳だ。 髪の毛を引っ張られた早紀は訴える。 「妹なんか…

　古都に住む青年、カズヤはある日不思議な鏡を見つける。鏡は古びた骨董店の隅にひっそりと置かれていた。 　カズヤはその鏡に一目惚れし、無理をしてでもそれを手に入れることを決める。…

出かける時に、戸締りや、火の元や、その他もろもろが気になって、何回も家に戻ってしまう事はありませんか。 これはそんな心配性な女の子、岬ひかりちゃんが体験した、不思議な物語です。

父の部屋のエアコンが壊れた。 　その月は連日猛暑日を更新し続け、1日中暑い日が続いていた。 　お風呂を出てリビングに向かうと、真っ暗な部屋のソファに人影があり、父はリビングで寝る…

夏休み前最後の学校の帰り道、不思議な卵をひろったひまり。 その一つの卵から不思議な夏休みが始まります。

ふと非日常が現れる短編小説を書いてみました。 楽しんでいただけたら幸いです。

【1月20日に32話分を無事完走しました】 大学終わりに、魔法の書店でアルバイトをする八木ひよりは日記を書くことにした。 「書店を守りたい……倒産なんかさせないから！」 新しい店…

過去という隘路に迷っている、ドクの廻った体で、暗い路地裏を歩いている、月夜の寒空の下、マッチで煙草に火を灯す、薄闇、音が聞こえた、導かれ、兎は狐に化け、俺はキミと出逢い、小石は…

仕事の帰り道、私は不思議な光を放つ「何か」を見つけた。 誘われるままに近づくと、そこには扉のついた大きな箱があり、中にはクイズ番組のボタンのようなものが。私は好奇心に抗えず、中へ…

平凡な日常を送る少女と、たくさんのものを背負わされ平凡に生きることができない男。 そんな二人の、甘く切ない恋の話。 二人や仲間達がそれぞれ関わっていくうちに、過去や傷と向き合い自…

～あらすじ～ 神社を改良した診療所『七ツ闇(ななつやみ)クリニック』 だがその診療所には近所の子供以外は誰も寄り付かない。 そのクリニックには昔からある噂が絶えなかったからだ。 …

二十歳になったばかりの僕は、退屈な日常をごまかすように1人旅を繰り返していた。適当に乗った電車に身を任せ、見知らぬ町で降り、非日常的な出来事が起こることに期待しつつ猶予期間を消耗…

東京都立中宮高等学校は、どこにでもある普通の高校。がしかし、そこに在籍する生徒たちは、 悪魔、吸血鬼、中二病、etc…… そんなこんなで、皆ちょっとばかし尖っている。 これは…

いつも視界が霧がかり、色んな境界が曖昧なキリヤ君の毎日は、ほんのり怖くてほんのり優しい？不思議な日常系のお話の、クラスメイト視点のものになります。連作短編なのでどこからでも。