「見るな」を含む小説

人もすなる創作論といふものを、我もしてみむとてするなり。 ……と思ったが、創作論かどうかもわからないことを思いつくままにつらつらと書いてみる。 何を考えながら書いているかとか、…

俺が住むこの町は、夏祭り、夜空を彩る打ち上げ花火が名物だった。 それも十年前までのこと。 その日、見晴らし台で「子どもの転落事故」があった。当時はニュースになるほどの関心事で、…

西暦5068年、地球は革新的に技術が進歩していた。 その傍ら、人々の争いはさらに過激になっていた。 その地球に突如として光の雨が降り注いだ。 我々は“神の涙“と呼んでいる。 神の…

天文部の友人とペルセウス座流星群を見るため、近所にある盾山に訪れた主人公『東　貴裕』。 友人の星座解説を聞きながら流星群を眺めていると、一つの流れ星が貴裕と友人に向かって落ちてき…

　私、アデル・ラーバントは、たまに予知夢を見ることがある。 　それを友人と話していたところを、うっかりこの国の王子かつ、生徒会長に聞かれてしまった！ 　私の見ていた夢は、生徒会長…

エレナ・マイヤーは対超常現象のスペシャリストとして世を渡り歩き、人知れず世界を救った女傑だ。 幾度もの戦いの果てに死を迎えたエレナは、神を名乗る女性から世界の為に働いた報酬として…

「二人称小説」形式で短編オムニバス形式 区切りながら読めます。 『あなた』は俯瞰で見るのか、主観で見るのか。 主観で見る『あなた』にはおススメでありながら、ある意味ではおススメ…

現代社会で生きてく上で最も必要不可欠な存在であるインターネット。多種多様なサービスが蔓延るネット社会において、サービスを受ける代わりに一つの壁を乗り越えなければならない試練があっ…

我が理数系から文系への華麗ならざる遍歴とその紹介は或るラインから。

教会で生活の面倒を見る代わりに無償で働く存在、それが教会奴隷。 その一人、アンジェは偶然、神の遣いであるフェニックスを助けてしまう。その加護により国王に次ぐ地位である『祝祭の聖…

54歳独身フリーター恋愛彼女無し歴54年の中年男、堀田和男。毎晩酔っぱらいジジイの相手や不良高校生に絡まれ最悪な生活を送る。 ある日、自分が蹴った小石が跳ね返り自分の脳に突き刺さ…

サーンキヤ族は目を大切に生きる。その目で見た世界をその命で生き抜く。少女はその目で何を見るか、何を見て何に感動するか。

（近況ノートに表紙あり） 　三十歳を童貞で迎えた瞬間に死亡した俺、水洗寺清彦はクッソ気持ち悪い陰キャメスアマ女神の悪意で地獄行きとなってしまう。 　――過酷な異世界を生き抜くた…

　こちらは自身の自主企画への参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093083313209603 　正直な話、あまりスポーツに…

過去　現在 そして未来の自分へ

■あらすじ 物流配送業者のカナタは相棒の機装（ゴーレム）であるキャリーと共に旅を続けている。 ある日、ウルィと言う同業者にして魔術師の男と出会った。 彼の誘いにのり、城塞都市国家…

　ローズは海の向こうの世界や王子様に憧れる女の子。 　いつまでも子供じゃないし、そんな夢物語とは無縁だということはわかっている。 　それでも、街にたったひとつだけある船（あるかつ…

星。 夜空に輝くそれは、世界で最も“先”を見る。 星の語る結末、世界の行く末を読むことができるのは星詠みと呼ばれる者のみであった。 ある夜、災いの兆しである凶星を目にしたメルセゲ…

中学時代を数少ない友人たちと過ごした俺、氷室慧（ひむろけい）はそのままエスカレーター式で高校に上がり、そのまま卒業するのだと思っていた。しかし、転入生である八女井（やめい）さんを…

気がついたらプレイしていたゲームに似た世界で倒れていた高下木　当。なんとなく自分が死んだという認識を持ちながらステータスを見るとジョブにはキャンセラーとあり固有スキルはキャンセル…