「実はわたしも」を含む小説

毎週木曜日と日曜日に更新。 「小説家になろう」さんにて最新話更新中です。ただしこちらの文章が清書となります。 それは少女を象り、闇夜を駆ける。 それは妖しげなマフラーを舞わせ…

　齢九つにして冷静沈着な魔術使いのエストは、貧しい農家の娘であった。 　あくる冬、ついに税を納められなくなった一家は、エストが旅に出ることでその冬を凌ぐことを決定した。しかし、そ…

わたしたちはまだ未熟で、 世界のことなんて、ほんのちょっとしか知らない。 欠けたこころの埋め方を、 だれも教えてなんか、くれなかった。 花のように散ってしまいそうな、 …

「なぁ、うっかり、わたしに永遠を誓った愚か者の少年」 一度逃げ出した少年が再び村に戻って、執念深い村の守り神と永遠に共に生きるフリー台本。

　平等じゃない世界が欲しい。 　敬愛できるご主人様に傅きたいから。 　発達した科学技術によって男でありながら見た目は完全に女の子な竜胆朝陽は、そんな気持ちを胸に抱いて生きていた。…

いなくなってしまった「彼女」の記憶を追いかけて、リョウは街を徘徊し、あることに気がつく。すべての元凶が、御山の無線塔、かつて「彼女」が「わたしたちのオベリスク」と呼んだそれにある…

あ、夢十夜夢見（ドリーミー）です。 「寝るの大好き女子」のわたしが見る夢は、呆れるほどとてつもなくミョーなのです。 ぜひ皆さんに聞いていただきたく、この度「ミョーな夢集」にまとめ…

　自分の文章のパターン・バリエーションを増殖かつ確立のために、こういった短編の試し書きをさらすことにしました。そうして同じテーマでもトライ&エラーを繰り返し、自分の限界に挑戦して…

卒論の執筆に追われる大学生の「えま」はある日不思議な封筒を受け取る。 送り主は不明。封筒には小さなメッセージカードが一枚入っていた。 「アメコより」 心当たりのない人物からのメッ…

顎木あくみ×カクヨムネクスト特別企画 https://kakuyomu.jp/special/entry/agitogi_next 11月15日発売予定の新作『宵を待つ月の物語…

作者の実体験を元に書いています。登場人物の名前は、全て仮名です。

本編完結済みです。 よろしくお願いします。 都会に憧れて上京した佐々木咲。唯一の趣味は自炊。ある日、咲は見習い召喚士の手違いにより異世界に召喚されてしまう。「今すぐに帰りたい…

憧れの職場に転属できたわたしは仕事に邁進してた。 でも代わりに家庭のことは顧みることがなくなっていたかもしれない。 そんな折に夫から離婚を切り出された。 わたしは離婚なんかし…

コミュ障で友達作りが下手な女子高生の主人公、稲羽ふわりは女の子同士でフェチズムを追求するような漫画を好んで描く変わった女の子。 そんな彼女が新入生として通うことになった群光学園で…

『赤』『光』と書いてきた短歌の秋、最後のテーマは『濃い』ですね。 わたし的には前の二回よりもテーマが象徴的に感じましたが、だからこそ私の中のキレイな部分と醜い箇所が色濃く言葉に出…

銚子水産軍事大学では日夜研究が行われていた。 軍事大学とあるが、研究結果のすべてが軍事的なものに利活用されるかというと、そういった感じではない。ひょんなことからみなさんのご家庭の…

第二回カクヨム短歌・俳句コンテスト【短歌の部】二十首連作部門 推しに狂ったオタクの短歌が二十首にまとめられたものです。 作中の推しが分かった人は握手しよう！　何人かいるからな！

雨はなぜ降るのだろう。私は、こんなにも嬉しいのに。 空はなぜ晴れるのだろう。私は、こんなにも苦しいのに。

死の間際に現れた死神によって、死神となったミミカ。 人の魂が見えるようになり、狩るべき対象もあると教わるが、まどろっこしいことはミミカが不得意とすることだった……。

第67回「短歌研究新人賞」投稿作品です