「１０」を含む小説

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

ちょっと曰く付きの商品が集まる『アロイス雑貨店』を訪れたのは、幻視鏡をさがしている少年でした。 ゴルドメア大陸の東の端での、ちょっとずれた少年と、少女の物語。 ■第一章は10…

「このままでは輪廻に戻せません」 死後、そう言われて弘人送り出された先は、ある事を目的として実験的に作られた異世界だった。 様々な思惑が交錯する中、『吸血族』の少女アルジェとし…

幼い頃、ずっと一緒にいて、好きだった幼馴染の剣聖は勇者に奪われた。 大好きな魔法使いは貴族に襲われ、殺された。 　 主人公ノアは、貴族を恨み、人を嫌い、誰も信頼しなくなった。 …

「ユリア・フォン・アリーヌ！！ここで貴様との婚約を破棄する！！」 パァン！！と言う音が響き渡り、ユリア・フォン・アリーヌ公爵令嬢はこの国の王太子から婚約破棄された。そして同時に、…

死ぬなんて、許さない。 これは禁忌への道。そんなこと分かっている。 それでも―――目の前の死に顔を、見ていることはできなくて…… クリスマス・イブの日に贈られた出会い。 …

大学に入り、もう二年が過ぎ去った三年初夏 二年間特別なこともなく、仲の良かった女子四人組の一人が、それを打ち明けた。 「あーし、男なんだよねぇ」 「……は？」 …

父が亡くなって１０年。 僕が父に学んだこと。

【不定期更新】です。 ライトな物語の短編集。 ジャンルいろいろ。 読書時間 １分～１０分。

累計10万PV突破（小説家になろうにて） 入間基地の航空祭に友達と来ていた男子高校生長篠（ながしの）昇（のぼる）は、基地に居た人々と共に魔術と魔法の存在する第二次世界大戦前のよう…

小さいころからヘビが大嫌いな太陽と、小さいころからお化けが大嫌いな月菜は、血のつながっていない遠い親戚。 けれども、家が近く親戚づきあいが密だったことから、５歳年上の太陽は月菜を…

　（2022年10月31日なろう日間童話部門1位獲得） 　ねぼすけの雪女ちゃんは、ある年どういうわけか、早くに目が覚めてしまいます。 　その日は、ちょうどハロウィン。 　子どもた…

俺は貸田健、29歳。レンタルビデオショップに10年勤務。フリーター。貯金彼女無しの1人暮らし。 いつも通り15時から24時までのフルタイム勤務をこなして店の締め作業を行い裏口から…

今を生きなければならないと頭では分かっているのに、心は過去を生きたいと言う。 こんな私を、そうくんはどう思っているのだろう。 小学6年生のそうくんと過ごす、ハロウィンの夜の話。…

　父を魔王に殺され、その仇討ちを誓う青年エリウスは、スキル取得の儀式を終えた夜に 「本来なら魔王討伐には十年の期間が必要だが、取引すれば新たなスキルによって、その年数を五年に…

どこにでもいるごくごく平凡なスライムである俺は、初級冒険者に経験値稼ぎで倒されてゆく仲間スライムたちを見て悔しく思っていた。そこで俺はふるさとスライ村を離れ、山ごもりの修行を決心…

10月31日。王太子ピエトロの誕生会が開かれていた。参加するには異国の風習はろうぃんを取り入れて、仮装が必須。 ピエトロの婚約者であるフィオリーナは吸血姫の装いで参加していたが、…