「子供 不思議」を含む小説

魚のような水生生物が国中を泳ぎ回り、水資源の豊かな通称水の都と呼ばれるクウォーリオ王国。そこに住まう8歳の少年シヲは王国の大事な伝統楽器を管理し演奏するおうちの子供だった。家の伝…

私の名前は久遠観音（くどおかんね）、33歳。今年20歳になる娘を持つシングルマザーだ。『33歳で20歳の娘？』って思うかもしれないけど、娘はダンナの連れ子だからね。別に不思議じゃ…

親友が死んだ大雪の日から、その足跡は、ハンスの後ろをずっとつけてくるのだった。 ミトラと呼ばれる不思議な生き物が跋扈する世界。 ハンスは拾い子であるレオと共に、貧しい生活を送っ…

気ままに、短編を書き連ねていきます。 1作目は、海神信仰のある町のお話。 2作目は、ある男の母親とのお話。 3作目は、図書館の不思議な本のお話。 4作目は、子供のヘンテコな噂の…

KADOKAWAからの既刊「こころ 不思議な転校生」「こころ 三十一番目の生徒」に続く物語。 ふたつの物語のはざまで、こころと絆の間に何があったのか、今ようやく明らかに！ ナオミ…

ラインフェルト公国のアルレイシアは15歳の笑顔の可愛い少女だけど中身は前世で志半ばで過労死してしまった35歳独身ナースだったのです。 思わぬ転生に吃驚しつつも今度こそは仕事三昧な…

　砂漠の上で発掘をしている木登発掘隊の一人、木登こまは、ある日、不思議な感覚と夢に導かれるようにして、砂漠を掘り始めた。 　スパイである少女、ジラはある日、その任務のために、砂…

私、山口イザナギ一年生の高校私にはひどい過去が。父は大津市で大成功を収めた実業家であり、母は大津市の僕立小学校の教師。金持ちは気分が悪い、誰もが想像したようではありません。多くの…

足が動かなくなって、神さまに仕えている人。 静かなその人は、神様を信じているのだろうか？ 子供だった私には理解できないだろうと思ってその人はポツポツと語り始めた。

※４０００字弱でスキマ時間にスッキリ読める。 【あらすじ】 僕は欲しいものは何でも与えられてきた恵まれた子供だった。 でも、中学にあがる前に買ってもらったスマホが、 ある日、見た…

家族と仕事、全てを失った主人公。 雨の匂いに子供の頃を思い出し、記憶の場所へ向かった。 子供の頃、不思議な女の子に出会った場所。 その場所で主人公が見たものは……。

　繁華街の外れにある。雑居ビルの地下に、そのバーはある。 　繁華街は、今日も噂話に花が咲いている。都市伝説から、街で発生した事故や事件の話。 　たくさんの噂が存在している。 …

　これを書いたのは一九九八年頃です。 フライング社という会社の四十周年記念誌で、二〇四七年の時点より企業の歴史、業績、日本の社会情勢を振り返るような流れで、物語を書きました。 だ…

僕は好奇心旺盛な子供です。ずっと気になっている男の子がいます。なぜかというとその子の話していた謎が解けないからです。僕の通ってる絵画教室は同い年の子がいません。だから、解けたら話…

「もう大丈夫だから。もう、大丈夫だから……」 生死を彷徨い続けた子供のジルは、献身的に看病してくれた姉エリスと、エリクサーを譲ってくれた錬金術師アーニャのおかげで、苦しめられた…

よってらっしゃい見てらっしゃい。 これから語るは、優しい老夫婦にまつわる不思議なお話。 ざっとさわりを申せばこれこの通り。 昔々、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでおりま…

そこは、深く静かな森なのだと、その子は言いました。 　深いけれども昏くはなく、様々な緑を透して幾筋もの白い光が射し込み、葉を通過したその光と立ち籠める白い靄は、青みがかった緑…

子供の頃から予知能力が有るなどと感じたことは無い。 然しこの度の新コロナや、その他身辺に起きる様々な出来事に、ひょっとしてこうなる？などと少し頭をよぎると、不思議とそのようになる…

世にも奇妙な雲の上まで伸びる階段。 僕はこの階段をどうしても登りたい。 絶対に登らなきゃいけない。 子供の頃に見た悪夢から着想を得た、不思議で不気味な物語。

時の砂と大人になって積もった世間の泥が、大事な事と一緒に忘れさせてしまった、誰もが経験したはずの不思議な物語。