「短編、ショートショート」を含む小説

男はたった一人地下シェルターで生きていた。 時の経過は孤独感を育み、やがて孤独が男を支配した。 ある日、男はあるものと会話を始めた。 そこには男にそっくりな男がいた。 ※この作品…

とても短い詩です。タイトルは『おうさつあんさんたんえいしょう』と読みます。

西暦が変わるその瞬間、星のコアからフレアが漏れ出て、地表に伝う。

ティズニーのオタク。オタクの英才教育っていうのかしら。小さい頃からビデオを見せたり本を買い与えたりして鍛え上げたから、小学生にしてかなりどっぷり。

浦島太郎から始まる物語

「素敵なお花屋さん」をテーマにした超短編です。 穏やかなお花屋さんの雰囲気を楽しんでいただけたら幸いです。 ※こちらのお話は『とある世界の短編集』（https://kakuyo…

上司に急かされながら、男は筆を動かしていた。「まったく……。色を決めていなかったとは」「すみません。思っていたより早くて。まだ色を見られる機会はないと、油断していました」

黒色のイメージカラーが合いそうな短編小説を、ここに投稿しています。

我々夫婦の手乗りサイズ幸せ日記。 大きな幸せは望み過ぎ。 でも小さな試合なら、その辺に落ちています。 些細な幸せを今日も拾いまくるw

クリスマスイヴの夜、息子の宏太(小学三年生)が夜更かしをしている。サンタさんに会うまで寝ないというのだ。 眠ったら枕元にプレゼントを置こうと考えていた母親は、大苦戦を強いられる。

一分で読める短編です。 あ〜1分だけ暇なんだよな〜という際にでもお読み頂けますと嬉しいです。

「ベタだけど、やっぱり、ほら……。女湯に入ってみるとか」

　うたたね。それは不意にやってくる。だんだん意識が遠き、気が付いた時には現実に引き戻されている。つかみようのない、霧のような時間。しかし、そこには、確かにもう一人の自分がいる。も…

奇妙な怪談の世界にようこそ。

騒然とする交通事故現場。体のどこかを強く打ったのか、倒れた女性に人々が群がっていた。幸いにも外傷は見られないが、意識はおろか呼吸も怪しい。近くのコンビニ店員がAEDを持って駆け付…

「僕の出す問題に全部正解したら、お姉さんは死んでもいいですよ」 海辺で自殺をしようとしていた私に、初めて会った青年はそう言った。 青年の問いに答えながら私は一歩、また一歩、死へと…

自主企画：三題噺の競作（地球儀・馬・最後の夏休み） 主催者：藤光様 物語を考える時は脳内で映像化させるのですが それでも難しいお題でした。でも楽しかった。 お邪魔しました。あり…

ばあさんや、これはなにかね

サラリーマンの坂波は、「ある情報」を知ること無く帰宅する事を目指し、孤軍奮闘するが、そこへ多くの障壁が襲いかかっていき…