「犬 猫」を含む小説

好奇心旺盛な人間による色々な短歌、なにか生き物だったり、本の感想だったり、きままに綴る脈絡のない短歌エッセイ。

私は、左手に持つリードの先で歩道を右に左に…と落ち着きなく歩く仔犬に、注意しながら歩いていた。 連れは其の少し後を、鼻歌と共について来る。

少し変態の主人公猫宮イチカ。 保守的で自分の立ち位置の為なら平気で人を陥れる犬養琴子。 蛇喰商店街の主、小鳥優子。 中二病になりきれない兎咲美穂。 催眠術師の十六文字羊子…

犬に似ている彼と、猫に似ている彼女のウソとホント。

『田舎の犬と都会の猫』のサイドストーリー　 その①です。 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––– 『田舎の犬と都会の猫』に登場する十文…

タイトルの通りです。 捻りも、たいしたオチもありません。 「こんなことがあったらええよなぁ～」っていう、 ただただ男子の願望がダダ洩れなお話です。 何も考えずに読むのがお作法でご…

にゃーん にゃにゃにゃ ぴゃー

★★★「５分で読書」短編小説コンテスト参加作品★★★ 雨海 雫（あまみ しずく）は、その名前が示す通りの雨女。 小さい頃から降って欲しくないときに限って雨が降った。 自分が何も…

久しぶりに、フェレットの正輔君を活躍させたくて、登場させてみました。 フェレットはかわいいですね。犬も猫もフェレットも、癒される動物だと思います。

末期ガンを患った高校生、坂本優希。死を迎えるまでの時間を自宅で過ごしていた彼は、いつものように愛猫の黒猫と一緒にベッドでＴＶゲームをしていた。死の気配を感じつつ床に就いた彼が次に…

ある時は、人だった。 ある時は、犬だった。 ある時は、猫だった。 ある時は、鳥だった。 ある時は、虫だった。 ある時は、魚だった。 何千何万と輪廻を繰り返す自分の生涯―― この…

目の見えない猫と脚のない犬がいた

都内の外れ、閑静な住宅街の一画にある二階建ての家。 ひと際庭が広く、築四十年以上。 住むのは、全く売れない作家・五月乃月(ごがつのつき)とそのメイド。 大笑いはしないけど、クスッ…

ある日父が家に連れ帰った動物は、不思議と妖艶な雰囲気を備えていた。 鹿のように黒々と濡れた瞳。鈍く輝く銀色の長い毛。脚は短く、地面を引きずるように、不格好に歩く。猫に近いなにか…

沼津高校に新しく作られたクラブ──それが怪物探偵倶楽部。 全校生徒から寄せられる冷たい眼差しにも負けずに、日々、倶楽部活動に勤しむ部員は六名。 魔王《まおうどう》アリス。猫目櫻…

この世にはあり得ない事などない。 リンゴが上から落ちてこない事もあるだろうし、犬が猫を産むかもしれない。 今まさにあり得ない事が起こった…… ある女戦士はオークに捕まってしまっ…

ネコちゃんと呼ばれる血統書付きの猫。そんなネコちゃんから始まる山口家のお話。

ある日のニューヨーク、いつもの騒動。 駆け付けたイヨは居合わせたミュールと解決に当たるが、レオンの実験が暴走を起こしてしまう。

「地元の役場さ戻ってこい」 家族の反対を押し切ってまで就職した市役所で待っていたのは、孤独と過酷な業務の連続だった。 「こんなはずじゃなかった」 もう、辞めようか。 そんな…

私の名前は五条亜美。 ごくごく普通の、平凡な小学六年生の女の子なんだけど、一つだけ人には無い特技があるの。 それは犬や猫、うさぎといった動物と、お話ができるってこと。 そんな私…