「紙切れ」を含む小説

【電撃大賞二次通過作☆続編の外伝】商人ギルドに、恋の季節がやってきた!?──元・奴隷の少女メル、女商人パルメラ、商人見習いの少年ピエール、剣士アスターのそれぞれの恋愛模様(？)に…

怪我が原因で大好きだったバスケを辞め、東京から生まれ育った小さな島へ帰って来た高原千晃。 希望も目標も見失い、ただ漫然と日々を過ごしていた。 ある朝、空き地のバスケットゴールで…

現代東京に浮かぶ、江戸の街並みを残す「江戸側区」。人々は丁髷とスマホを巧みに使い分け、二つの時代を生きていた。区境で起こる厄介事を専門に扱う便利屋・惣助のもとに、ある日、老舗和菓…

放課後、降り出した雨の中、 彼女は教室に傘を忘れて帰った。 何気なく拾ったその傘と、ポケットにしまっていた一枚の紙切れ。 「たまには、名前で呼んでほしいな」 追いかける坂道、言葉…

「三人いる娘の中から一人、嫁によこせ。断れば、明日からうちの領地で商売できなくなるぞ」 　非道な縁談を持ちかけてきたのは、傲慢でわがままだと噂の子爵令息アレクサンダー。 リリア…

遠いところへ行ってしまうあなたへ 私をおいて進んでいくあなたへ 今までの感謝と、これからの活躍を願って あなたに会いたいとずっと思っていました。 でも、結局あなたに会うことは…

生徒会庶務の晰根（せきね）ルナはある夜、学校の屋上で謎の女子高生と出会う、やけにリアルな夢を見る。 翌日、生徒会で議事録の盗難事件が発生し、捜査を押し付けられたルナは推理が得意…

　それは、卒業式が終わった後、少し経った頃の文芸部。 　次期部長を任された「西片沙樹」は、卒業していった先輩達の作品が掲載されている卒業制作集の間から、まるで「小説の内容の一…

ある男のもとに、『あなたが死ぬ日』という文字と、三日後の日付の書かれた紙切れが届いた。 好きなものも、嫌いなものもなく、毎日同じような時間を浪費するだけの何も無い人生を歩んでいた…

人を殺さないといけません。あなたが殺されない為に。 人を殺してはいけません。あなたが殺されない為に。 フィリピン、レイテ島。 激戦区から帰還した男、その生涯。 犀川ようさんの…

高層マンションのベランダから、僕は虚しく紙飛行機を飛ばしている。 渋沢栄一、津田梅子、偉人の肖像画が刻まれた紙切れを使って紙飛行機を折っている。 ありあまる札束も、僕の心を暖める…

高校の教室で紙切れを見つめる語田創。それは、失踪した思い人、立花咲が残したものだった。 話は、小学生時代に遡る。咲とは、夏休みに公園で偶然出会い、以降毎日遊ぶようになった。ある日…

大橋理子（おおはしりこ）は若くして亡くなった次女の幹奈（かんな）の残した紙切れを見つける。

改稿前と設定そのものが別物となっております。あらかじめご了承ください。 　19:30分頃に公開しておりました。 　平均2000文字前後、3000文字以下のとてもサラッと読みやす…

七夕にある男性に告白した。 答はイエス。 浮かれるわたしに彼は恋人になるためのある条件を突きつけた。 それはわたしにとって受け入れがたいものだった。 結局、その条件をのむことが出…

「ねえ、この紙切れ何でも叶えてくれるの。」 衝撃の一言とともに渡されたのは何の変哲もない紙切れ。 最初は半信半疑のままだったが、次第に紙切れを使うようになり…

聖マリアンヌ教会に所属する僧侶・ギルバートは魔族を祓魔した際、犬の姿をした獣人になる呪いにかけられてしまった。 その見た目を良しとしない一部の者達は、教会から除名しようとしたが…

先日、白ねぎ農家として表彰されました。 脱サラして、白ねぎ農家になって今年で７年目。 そんな年に思う気持ちをつづったエッセイです。 《短編エッセイ　２７００字》