「文鳥」を含む小説

新しい町に引っ越してきて、洗濯機が届かない。 だからその日、僕はコインランドリーに行ったんだ。 ミステリの冒頭みたいなやつ。 他のミステリが簡潔したら続きを書くかもしれない。 …

越前梅宇は名義を貸していたペットショップから不在の間にペットの餌やりをやってくれと依頼される。不承不承文鳥に餌をやっていたら、カラリと入り口が開けられる音がして、慌てて入り口に向…

　ルリナは物心からついたころから公爵邸の庭、主にゴミ捨て場で生活させられていた。 　ルリナを産んだと同時に公爵夫人は息絶えてしまったため、公爵は別の女と再婚した。 　再婚相手と…

飼っている文鳥のケージの掃除をするため、文鳥を部屋で放鳥させていた時、たまたま、電話が鳴って受話器を取った。いつもなら夕方くらいに帰宅する息子達が、その日は終業式で、同じくらいの…

【びびあんママシリーズ基本情報】 ※連作短編ですが、下記の基本情報を把握していればオールＯＫです。 ●びびあん　４０代半ば。年齢非公表。デカいアフロのづらを被っている。普段は短…

【びびあんママシリーズ基本情報】 ●びびあん　４０代半ば。年齢非公表。デカいアフロのづらを被っている。普段は短髪。バーメビウスのママ。 　チコちゃんという文鳥を飼っている。四谷…

※連作短編ですが、下記の基本情報を把握していればオールＯＫです。 ●新宿二丁目でバー『メビウス』のママをやっているオネエ。四十代半ば。お人好し。恋人なし。 ●バイトの子は椿ちゃん…

※ちょいちょい短編で出す予定すが、基本情報を把握していればオールＯＫです。 ●新宿二丁目でバー『メビウス』のママをやっているオネエ。四十代半ば。お人好し。恋人なし。 ●バイトの子…

銀文鳥さん企画の秋の短編・掌編講評会に参加させていただき、お題「透明」で書いたときのものです。 祭りの夜、迷い込んだ見世物小屋で興行師の男が語る目玉商人「透明女」の話。

白文鳥と桜文鳥のお話し

こんにちは。蒼草太です。つい数ヶ月前に小説を書き始めたばかりの初心者です。現代社会の問題を取り上げ、生き辛さを抱えながらかろうじて生きてきた人が、愛と絆によって生力を取り戻し、再…

気がつけば部屋に閉じ込められている三兄弟。 外へ出るためには危険な金ライオンを解放する必要がある、 そして、全滅したら……？ ↓前回の投稿↓ 『もしかして鬼ヶ島にお供ってい…

酒屋の爺が持ってきた文鳥に、小夜は千代と名付けた。 軽い小品です。

女は文鳥と話す。その日一日のことを。ストーカーは女につきまとい、男の子たちはアルマジロでサッカーをし、女の子たちは本当の死体でお葬式ごっこをする。記憶がこびりついている。あのころ…

　奇妙なルールや法則でできた、ここではないどこかにある街「宝石街」。そこで起こる出来事を中心に、一話完結形式でお送りいたします。 　女が飼っている文鳥は女を空から見ていた。文鳥が…

同じ種族で、同じ言語を用いて、同じ姿かたちをしていたら。 それは、同じ生き物なのでしょうか。 ※少しシニカルな短編童話です。 　お疲れの方はご注意ください。