「奇祭」を含む小説

愛でるも金魚、喰らうも金魚。「私」は旧炭鉱街の金魚祭りに招かれる。 （pixivにも掲載してます）

異端の民俗学者・貝木稀人（かいき　まれひと）。 彼は怪異が実在するなどという世迷い言を繰り返すため〝プロフェッサー怪奇学〟と望まない綽名で呼ばれていた。 数少ない教え子であるエキ…

スカートを捲って点数集めをする頭のいかれた奇祭から地味な幼なじみを守り通す朴念仁の物語。

関連性のある「旅」にまつわる短い話をまとめてみました。表題はチャールズ・ボーモントの本のタイトルのもじり。前編（side-A）も是非、合わせてお読みください。https://ka…

どこかの地方の奇妙な風習を切り取って描いたショートショート。おぞましくも美しい光景を、作者が幻視したとおり、言葉で写し取った小品です。したがって、これといったオチはありませんので…

横暴な先輩、辰巳に連れられて紫乃がやってきたのは、可笑しな奇祭が執り行われているという小さな村だった。 美しい花嫁、天狗の身代わりになった男。傍若無人な辰巳に振り回され、紫乃は奇…

ミロクが住む村の『節分』は、他の地域と少し違った事をやる。 その『節分』の『御子』を演じる子供に選ばれていたミロクは、同じく『御子』に選ばれていたハズのヒロ兄を、ある日から見なく…

昼なお暗い山中に存在している『神さま』と生贄になった女の話です。 神さまの自覚がない『神さま』と命が助かった生贄の女が一緒に過ごすまでのお話です。 巨大な男根を奉納する奇祭につ…

ハニワにまつわる奇祭を描いた、ほんの掌編です。小説家になろう、九州大学文芸部部誌『オルドビスの秘儀』、電子書籍『WonderOneDozen』にも掲載しています。

あなたは大学の友人──山儀晶から一束の原稿を届けられる。 原稿には、怪異に行き逢うたと語る山儀が夏に帰郷した村──彌子村で行われる奇怪な節句行事『首つり雛』の内容とその夜を皮切り…

いろんなキャラクターが出てくるちょっぴりシュールなドタバタラブコメディ。

Ｂ県西部の山間部、根津村周辺では、奇祭と名高い「風祭」が毎年行われている。祭の最中に人が消えるという「風流し」の伝承が残るが、それは話の中だけのことだと思われていた。ところが昨年…