「利点」を含む小説

　元々この作品は、ある一行のセリフを作中キャラに叫ばせたい、という、その一念から作り始めました(読んでいただければ分かります)。 　あれこれ考えているうちに、このセリフは電話口で…

　2月17日（木）から、「カクヨムサポーターズ」制度が始まりました。この制度を簡単に要約すると、読者側からみると、月額課金することで、 ・特定の作者に「ギフト」と「応援メッセー…

打撃力を崇拝する少女、ヘレニウムは、――上級神官《アークビショップ》の職業《クラス》だ。 だが、彼女は、『天恵』……いわゆる、治癒や聖なる呪文ではなく、戦槌《ウォーハンマー》を好…

ヴァーミリオン竜王国―――― その国は創生神の眷属である竜王が建国した国。 世界の始まりを告げたと言われる初代竜王は辣腕を振るい、ヴァーミリオンを中心として周辺国を作った。 派…

民主主義の常識と思われて来た選挙。それでもこの一世紀の間、多くの戦争やテロで人命、財産、地球環境を失って来たのだろう。このままで良い訳は無い。そこで考えたのが選挙の代わりにくじ引…

主人公の栗林健太は専門学校を卒業し長年、保育士の仕事を続けていた。 しかし、健太の意外な一面により保育士を辞めることになった。 その一面とは、『女装』であった。 思春期から、…

里菜は潰れたラブレターに呆然とした

コロナ過で経済や景気が激減するなかで、いかにストレスを払拭して楽しむかを考えた時に、48歳になった自分がとる行動を、『昼酒』という行為に置き換えた時に起こる利点メリットを赤裸々に…

　男は積雪の街を一人急いでいた。病院から無事に子どもが生まれたとの連絡があったからだ。 　会社の人間たちから祝福の声を背に受けて、仕事を切り上げた男は会社を後にした。 　幸せに…

※タイトルが定まるまで若干変わります。 ある日、学校の教室から一瞬で異世界の森に飛ばされてしまった高校1年生、蒼島 白儀。 現実を正しく理解し行動する事には長けている彼だ…

個人の人格を総合的に評価し、数値で現す時代。そのポイントの管理・運営を司るパーソナルポイント管理運営事務局、略してＰＰ局に勤める主人公の明穂は、同じ部署の仲間と共に日々自己のＰＰ…

赤エビ型怪人、エビボーガンは卑劣な東京都壊滅作戦の決行中に、信号無視して突っ込んできたトラックに跳ねられ、異世界へ転生した。 現代世界のヒーローの力でしか太刀打ちできない特殊な…

　ヒトは、進化の過程で2足歩行になった。 　遠くまで見通せるとかの利点がありそうだから、まだ理解できる。 　わからないのが、なぜ体毛が退化したのかである。 　もし体毛が退化しなか…