長いタイトルは好きですか?
湾多珠巳
長いタイトルは好きですか?
「はい、こちらは"温泉民宿・やまごもり"でございます。ただいま、手が放せませんので――」
『
「――って下さい。ぴー 」
『先生! 緊急事態ですっ! 出てくれなければ、今回の選考委員報酬、出せなくなるかも知れませんよっ!』
「なんですとーっ!?」
『ああ、出た出た。いや〜、よかったよかった』
「よくない! 報酬が出ないってどういうことですかっ!?」
『いや、出せなくなるかも、と』
「出せないはずないでしょうっ!? そういう契約ですよねっ! 百人分のクソ面白くもない短編小説読みまくって、今回の文学賞丸支えした私の苦労はいったい――」
『いや、先生のご献身には、
「ええ、当然ですっ!」
『若い頃に、うちの市で働いていたという、それだけの縁で、これほどの大任を請け負っていただいたのですから』
「え、ええ、その通りですとも」
『しがない町工場の経営者だった私と、元売れない新人ホステスというそれだけのつながりで、こんな地方文学賞の立ち上げにご尽力――』
「ちょっ、今そういう話をするっ!? えっ、まさか、私達のつながりがバレたっていうの!?」
『あいや、そういうわけでは。おや、公になるとまずかったのかな?』
「そりゃマズイでしょ。選考委員に指名された、さして有名でもない作家が、実は水商売時代に現市長と関係があったなんて」
『いやいやそんな、そこまで深い仲にはなれなかったじゃありませんか。ぐふふふ』
「ほら、そういうとこっ! 誤解招きますよね、際限なく! 今日び、消し損ないの灰一つで大火事になるんですからっ」
『あー、うん、ごめんごめん。でも君ってそんなにマスコミに注目されてる作家じゃ』
「無名だからなお悪いんです! こんな文学賞の選考委員なんて、人気作家かベテランの大先生の仕事でしょっ!?」
『ああ、そういう問題ね。うーん、売れないなりに小説家って大変だなあ』
「もういいからっ! で、いったい何の用!?」
『おおそうだった。ちょっと大変なことになってまして。タイトルが分からんのです』
「は?」
『最終選考に残った作品と、入賞が決まった作品の、タイトルが分からんのです』
「え? そんなはずは……あ、そうか。おととい電話した時って、整理番号で伝えたんだっけ」
『そうです』
「タイトル? そんなの、そっちの記録見れば」
『こっちに記録はないんだな、これがまた』
「はあああ? なんでっ!? どういうこと?」
『こっちにあるのは、エントリー時の整理番号と、作者本名と郵便連絡用の住所だけなんで。慣れない職員がバタバタしながらデータ作ったから、本人連絡のことしか考えなくて、最低限のデータになったみたいだな』
「え、じゃ、作品のタイトルはどこにも?」
『そう、どこにもデータの形では存在しない』
「だ、だって、下読みしたんでしょ、これ? 一次選考担当した人たちって――」
『ああ、いちいちタイトルなんか記録しなかったよ。原稿の現物手に取って、斧野木さんに回せそうなのと、一次落ちとを仕分けただけだから』
「な、なんかテキトーっぽい……」
『ちゃんと読んだよ? でも数が数だったからなあ。僕入れて十人で、一人あたりのべ百五十作ってとこか? とても一件一件データ作るなんて、気が回らなくて』
「ええまあ、その節はご苦労さまでしたけれど」
『で、素人には判断つかない百作品を、そのまんま箱詰めしてそっちの缶詰先に送り届けるのが精一杯だったから、それが全てなわけ。誰も二次以降のデータは作ってないし、関知してない』
「あーそうか。え、でも二次通過者と入賞者って、ネットで発表したよね? あの時ってどうしてたわけ?」
『うん、だから名前だけ』
「名前だけっ!」
『そう、作者名だけの発表。それで用は足りるからね。いや、僕も何か抜けてるなあとは思ったんだけど』
「……手探りで地方都市が文学賞始めるって言えば、こんなものなのかなあ」
『そういうわけでっ。作品名が一つもわからないんでっ。明後日までに作るべき入賞者表彰式典用のブックレットと表彰状、まだ出来ておりませんっ。関係各課、印刷所のみなさん、毛筆の先生などなどがお待ちですっ。ぜひ斧野木先生には、最終選考の対象となった作品名を――』
「あー、分った分った。じゃ、特急でメールで送るから」
『……僕の記憶違いでなければ、君が選考作業用にそこの民宿を選んだのって、携帯の電波をシャットアウトできる場所だからって話じゃなかったっけ?』
「えっ、あ、そうか。この固定電話しかないんだ。あれ? この電話ってファックスついてないんだけど、ええと、これでメール送るのって」
『うん、その電話回線でメールを送ろうと思えば、ちょっとしたレアガジェットが必要だろうな。今どきまず見ないような』
「あーっ、そうなるのか〜〜っ!」
『パソコンとプリンタだけは持ってったんだよね? でも、デジタル回線につなげなかったら、メールは送りようがないね』
「んーもーしょーがないなーっ。じゃあ今から車飛ばすから、道中でコンビニ見つけ次第ファックスで送るか、最悪針暮提まで――」
『あー、やっぱり完全に情報難民になってるなあ。今それ無理。台風が絶賛上陸中だから、道路なんかも寸断されてるし』
「え、今ってそういうシチュエーションなのっ!? なんか雨風が強いなあとは思ってたけど」
『テレビぐらい見ようよ』
「見ないよ! ってか、ここほとんど地上波が入らないし」
『ほとんど昭和の生活環境だな』
「それぐらい情報遮断しないと、こんな選考作業、とても集中してできなかったんだからっ。で、どうすんのよ? 文字情報、送りようがないんだけどっ」
『そう、メールは不可能、文書をじかに届けてもらうのも無理。だから、電話したんだよ』
「つ、つまり、この電話口で全部タイトルを読み上げろと?」
『大した手間じゃないでしょう。最終選考対象って、確か十?』
「十八作。ううう、まあ、確かにそれがいちばん手っ取り早いか」
『現物はそこにあるんだよね?』
「あるけどさあ……ああもう。三徹の後はのうのうと公費でバケーションできると思ったのにっ」
『これが無事に済んだら、もう三日ぐらい延長してもいいよ。どうせしばらく山から降りられないんじゃないかな』
「それはそれで困るんだけど。……ええと、番号順でいいの?」
『整理番号順で、念のため筆名とタイトルとを両方ね。入賞作品は賞名も』
「オッケー。じゃまず、十七番、加山雄一、"ハリボテの海に夕陽は沈む"。ハリボテはカタカナ」
『え、ちょっと待って。十七番……ハリボテ……をカタカナにして?』
「海に、夕陽は、沈む。それぞれ漢字混じり。あ、夕陽のひは太陽の陽ね」
『えええ? 十七番、ハリボテ、はカタカナで、ハリボテの海に夕陽、夕陽のひは太陽の陽、で、夕陽は沈む、と』
「そうです。"ハリボテの海に夕陽は沈む"」
『けっこうこれ大変だな』
「そうね。市長さん相手でよかった。ろくに漢字知らない職員とかだったら、全然進まないよね、これ」
『ううん、僕なんてちょっと読書オタクってだけだしね。そんなに自信はないけど、ま、次行こうか』
「次、四十五番、James = 健太、"針暮提にIターンしてスローライフを満喫してみた"」
『え、ちょっと待って! じぇーむず?』
「James = 健太。あれ、名前だけならそっちにもデータがあるんだよね?」
『あるけど、四十五番はジョン・健太になってるな』
「うわっ、ひでえミス」
『ええと、ジェームズ? ジェ"イ"ムズ?』
「アルファベットです、J、a、m、e、s。先頭は大文字」
『なんだとお』
「で、イコール入れて、健太は健康の健に太い」
『かーっ。めんどいなあ。……James
『ここ、多分みんな飛ばし読みしてますよね』
「え、何の話?」
『いや何でも。で、タイトルが"針暮提にIターンして"……ええと針暮提は漢字で、IターンはIがアルファベットの大文字で――』
・
・
『うー、あと五作品か。どれだけ時間かかった? もう二時間過ぎてるな』
「さっきのキリル文字が効いたなー。あんな文字、タイトルに入れないでほしい」
『僕、正しく書き取れたかどうか、全然自信ないんだけど』
「作者以外は誰もわかんないだろうから、いいですよ。この際。むしろ、中国語とかアラビア語じゃなくてよかった」
『しかし、たかがタイトルの聞き取りにこれだけ難航するとは』
「こんなひどいタイトルが並んでいたとは」
『え、タイトル見てなかったの?』
「いちいちチェックしてなかったですねー。チェックしてたら、最終の作品、半分ぐらいになってましたよ。ちっ、惜しいことしたな」
『ま、次行こうよ、次』
「はいはい、次、三百七十七番。
『……どうしたの?』
「いや、その」
『タイトル、言って』
「ここ、これは……」
『これは?』
「い、言わなきゃ、ダメですか?」
『何言ってるの』
「だ、だって、その」
『ほら、時間ないんだから』
「……ちょっと長いですよ?」
『いいよ! 今さら何遠慮してんの』
「言いますよ?」
『早くっ』
「"変態美姉妹を白濁液まみれにして針暮提公園で肛虐奴隷に調教した件"!」
『……ん、オッケー。こうぎゃくって、肛門の肛に虐待の虐だよね?』
「なんで分かるの!?」
『まみれはひらがな? あとは漢字混じりでいいんだよね? "変態美姉妹を白濁液まみれにして針暮提公園で肛虐奴隷に調教した件"』
「なんで一発で書けるのっ!?」
『いや、ごく普通の官能小説のタイトルだし』
「そそそ、そうかも知れないけどっ。あーっ、もう、こんなタイトルだったとはっ!」
『見てなかったんだ』
「中身は結構まともだったんです! ちょっと官能入ってるな、ぐらいだったのにっ! なんでこんなエグいタイトルつけるかな」
『まあ読んでもらうためだろうねえ』
「って言うか、いくらジャンル不問っつっても、十八禁も童話メルヘンも一緒くたにして賞を出すのって、問題ありませんっ!?」
『次回以降の課題だねえ。次回があればだけど。ほら、次行こう、次』
「もう、次はこんなバカ騒ぎ一切なしで、らっくーに選考できるようにしてもらわないと……うっ!」
『……どうしたの?』
「…………」
『もしもーし?』
「こ、こ、これは」
『また成人小説?』
「違うけど……どうしよう」
『え、いいから言ってみてよ』
「じゃ、じゃあ、四百四十三番」
『うん』
「筆名は
『はい』
「これが、大賞受賞作です」
『ほう』
「タイトルは」
『どうぞ』
「"隣の席の美少女に告ったら、突如異世界のGATEが開いて、
『………………は?』
「"隣の席の美少女に告ったら、突如異世界のGATEが開いて"」
『いやいやいや、それが、タイトル?』
「そうです」
『何それ』
「何それって、最近のラノベ界隈ってこんな感じだから」
『それ、副題とかが入ってない?』
「ないですね」
『よく見たら六文字ぐらいの本題が枠外に書かれてるとか』
「ないです」
『言ってもいいかな?』
「どうぞ」
『少し受話器を離しておいていてくれたまえ』
「はいはい」
『――長けりゃいいってもんじゃないだろうおおおおおっっっっ!』
「魂の叫びが出ましたね」
『なんだここは。強調傍点しか出ないのか。太ゴシック百二十ポイントで叫んだつもりだったんだが』
「百二十ポイントじゃ、さすがに画面からはみ出すと思うんだけど」
『え?』
「え?」
『と、とにかく、それを聞き取らなきゃ、ならんのだな?』
「そのようですねえ」
『よ、よろしい、とにかく区切りながら読んでくれたまえ』
「えーと、"隣の席の美少女に告ったら――」
・
・
「"破璃亡帝商業高校が"、あ、はりはガラスって意味の漢字の
『え、それどんな字だっけ?』
「変換で普通に出ません? あ、ごめん、最初のはは破壊の破だった」
『ええっ、もういっぺん言って!』
・
・
「"あんまりの俺TUEEEに"、あんまりの、はひらがな、俺、は漢字、TUEEEは全部アルファベットの大文字で」
『だああああっ、ちょっと休憩!』
「……これで半分過ぎたぐらいかな。この先はアルファベット入ってないけど」
『…………』
「まだこの後も三作品あるんですねえ。あ、次の次のやつも結構長いなあ」
『…………』
「市長、私、思ったんですけど」
『……何かな?』
「このタイトル、式典用のブックレットに載せるって言ってましたよね? ページのレイアウト、大丈夫ですか? こんな大量の文字が入って」
『…………』
「あと、賞状にもタイトル入れるんですよね? 普通の、定型文に余白開けたスタイルで、あとから名前とか書き込むタイプの、出来合いの賞状ですよね? スペースあります?」
『……ないだろうなあ』
「どうするんです?」
『どうしたらいいと思うかね?』
「受賞者の発表は済んでるし、いまさら落とすことは出来ませんよね」
『無理だね』
「台風で表彰式が延期になるとか?」
『ここらへんは大して荒れてないんだ。延期にしようがないね。……それより、君の権限で改題するってわけにはいかないのかな?』
「それはダメです」
『ダメなんだ』
「このタイトルで応募した以上は、これが唯一絶対のこの作品の題名なんであって、題名は神聖不可侵にして完全独立であり、唯我独尊なんです」
『そ、そうなんだ』
「クリエイターの誇りと良心の問題なんですっ。ですから、たとえどれだけ卑猥で扇情的な日本語であろうと、梗概より長ったらしいタイトルであろうとっ、くっ、ど、どんな呆れ返るようなバカバカしい題名であろうとっ!」
『あんまり無理したらお肌に悪いよ』
「……というわけで、問題は振り出しに戻りますね」
『題名のこの先聞いたところで、どうせブックレットにしろ賞状にしろ、載せるスペースはないねえ』
「……であるならば」
『なにかいい考えでもあるの?』
「いささか資本主義的な解決法ですが、それでよろしければ」
『ほう、それはぜひ拝聴したいものだね』
「ふふん。では、第二回の選考も私に一任するということで、いかがですか?」
『むう、第二回が開催されるという保証はないんだが、それでも?』
「それを言うなら、その時に市長が市長のままでいるという保証もないですね」
『嫌なこと言うなあ』
「どうします?」
『……いいだろう。僕の首がつながっていたら、二回目も君が選考委員だ』
「ありがとうございます。じゃあねえ――」
「はい、では、次はいよいよ大賞受賞作です! 第一回、針暮提市短編文学賞、大賞は! こちら、遊路どるえんさんの作品です! 遊路さん、こちらへ! おめでとうございます! みなさま、どうぞ盛大な拍手を!」
「さて、みなさん、遊路さんの作品、タイトルを申し上げなかったことに、おや、と思われた方もいらっしゃると思います。お手元の冊子をご覧ください。なんと、途中までしか掲載されておりません! 実は! 遊路さんの作品、タイトルがとても長大で、それはもうほんとにとてもとても長々しくて、そこに載ってる分で全体の三分の一なんですねえ。ですが、これを見た選考委員がひらめきました! 『これを丸ごと発表するのはもったいない、残りの三分の二で、タイトル当て懸賞クイズをやったらいいんじゃないかっ!?』 提案は、実行委員会の満場一致で可決され、ここに新たなアフターイベントが開催される運びとなりました!」
「名付けて、"第1.5回針暮提市短編文学賞スピンオフクイズ大会"! クイズに挑戦なさる方は、受賞作を電子版でお買い求めの上、ストーリーを解釈して、タイトルの残り部分およそ百二十文字を、専用サイトの応募フォームにて書き込んでご応募下さい! 懸賞金は、最高の完答賞でなんと五十万! 完答は無理という方には、部分解答賞もあります! 専用サイトの立ち上げ予定は――」
・
・
「ああ、斧野木先生、聞こえるかね? 今ちょうどイベント発表が終わったところだけど、うん、なんか、結構受けてるみたい」
『それは何より。当の受賞者本人はどんな様子だったんですか?』
「苦笑い……って言うか、顔が引きつってたかなあ」
『まあ泣き叫んで企画をぶっ潰さなかったんならいいですよ』
「ひどい先輩作家だねえ」
『どこがあ? これで本人の作品は売れるし、話題性は上がるし、いいことづくめじゃないですかあ? うまくすれば市の収益にも』
「……君は作家にしとくのはもったいないかもね」
『ふん。あれだけ長ったらしいタイトル付けて、一切イジラレもせずに無事で済むと思うなってんですよ。その程度の覚悟はありましたと言ってくれないと、私達のあの苦労は何だったのかと』
「――え、何だって? それはマズイな。秘書課総出で応援に回って。あと、総務課の使えそうなのと、他の実行委員にも声かけて」
『何かあったんですか?』
「なんか、市に電話とメールが殺到してるらしい。サーバーがダウン寸前だって」
『はああ? 何で?』
「信じられないけど、アマチュアの小説書きが絶賛してるんだって。こんな長いタイトルを評価してくれる文学賞があったのか、と」
『え、いや、別にタイトルを評価したわけじゃ』
「で、そっち方面からの取材とか問い合わせとか、さっそく第二回の要項を教えろってのも相当数。これ、もしかしたら次回は今日の大賞作品みたいなのばっかりになるんじゃないかなあ」
『な、なんでそんな恨みがましい声になるんですか!?』
「恨んでなんかいないよー。こんな調子でまたクイズ大会とかやったら盛り上がりそうだしねえ」
『そ、そんなの、実行委員会の方で否決すればいいだけじゃ』
「そうは言っても世間の期待には応えなきゃねえ。小説家とおんなじで、たとえ本人の意にそぐわないシリーズでも、人気作になっちゃったんなら」
『あ、すみません、そろそろ私原稿書かないと――』
「第二回の実施要領、急いで詰めないとねえ。ところで、第二回も全部仕切ってくれるんだったよねえ、君が?」
『え、えええー? そそそ、そんなこと言いましたっけ? 私、この数日間の記憶が――』
「――今度は何だ? おっとこれは。いやいやいや。困ったなどうしたもんかな」
『ま、まだ何かっ!?』
「うーん、悪い話じゃないんだけど、気の早い人たちが、針暮提市をラノベ小説の聖地にしようとか言い出して、すごい勢いで支持が集まってる」
『げっ…………』
「で、斧野木先生を今年度の"ラノベの神"にという推し活が」
『うがっ』
「君、人生決まったんじゃない?」
『…………』
「じゃ、僕の名前でよろしく返事しておくから」
『やめろーっ。あたしは純文作家なんだーっ。純文なのにぃぃぃ! ちくしょーっっっ、こんな、こんな世の中もういやだーっ! 異世界転生してやるっ! 純文作家が尊ばれる理想世界で短いタイトルの作品気ままに発表して癒やし癒やされながらスローライフを――』
<了>
長いタイトルは好きですか? 湾多珠巳 @wonder_tamami
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