湾多珠巳

不定期更新。一応大長編の予定（100万字はいかないかなあ）。 いささかの気負いを込めて言わせてもらえば、湾多のライフワークの一つとなるはずの作品です。が、裏付け部分の文献読み込み…

２２／７／３　プロローグ部分、大幅に改訂しました。詳細は近況ノートをご参照ください。 日本中の観光地が諜報機関を持っていて、なぜかその中心が高校生、という架空世界。 舞台は…

梶野カメムシ氏の掌編小説の翻案作品として書いた、バカ話です。あ、原作者の了承はとってあります w もともとは自主企画「〘蠱読〙十倍盛り〜1400字お題小説〜」の参加作品にするつ…

自主企画　「〘蠱読〙十倍盛り〜1400字お題小説〜」参加作品。 今回の元の作品はこちら 「〘蠱読〙〜140字の毒〜」より　八四。山姥 kakuyomu.jp/works/168…

自主企画　「〘蠱読〙十倍盛り〜1400字お題小説〜」参加作品。 日頃、六千〜八千字の分量を「一話あたりの定量」としている湾多が、千四百字の掌編など書けるはずがないのです。 ………

　夏の読書感想文対策に特化した、とあるサブスク配信サービス。その案内文の変遷と、Q&A上に残るユーザーの反応、報道記事、及び感想文コンクール入賞作品などの断片だけで構成した短編。…

本作は２０２４年になって構想して書き上げた、一応は完全新作、ではあるんですが、草稿のデータを見ると「１月２日」の文字が w。半年もかかってるよ、これ。そんな力作でも凝った話でもな…

ゆかりさんの自主企画、「この二つのお話、面白く調理してください」参加作品。 https://kakuyomu.jp/user_events/168180930788307913…

　本作は湾多が2024年に書いた最初の完全新作です。着想して書き上げるまで、ざっと五日間。 　やっと純粋な新作が書けた〜というところですが、すっきりさわやかとはどうも言い切れま…

　まず最初に念を押しておきますが、本作はフィクションであり、作中の世界もすべて架空のものです。日本がモデルなどとはひとことも書いておりませんし、実在するどこかのロイヤルファミリー…

２０２４／０４／２５　小改訂　&　「さまよえる幽霊バス」から改題しました。 筋自体は単純な、都市伝説っぽい怪談話。 これも湾多の過去作品の一つなんですが、一度書き上げた時は、…

吹奏楽テーマとか吹奏楽ネタのカクヨム作品を読み漁った中から、気になったタイトルを湾多が語り散らす連載エッセイ。不定期更新。

例によって十五年ぐらい前に書いたショートショートです。 その当時の創作仲間に読んでもらったら、一人から「これはありえない」とばっさり斬り捨てられました w。ストーリーが語ろうとし…

＊本作は完結しましたが、折を見てあちこち手を入れる可能性があります。伏線回収できなかったところもあったりしますんで w。まあ手を入れると言ってもその程度のはずですが。 本作品…

何十年か未来のとあるライブハウスで、新進のバンドがライブをやっていますが、さて……というショートショート。湾多には珍しい、原稿用紙五枚に満たないサイズの話です。 普段作品の背景…

＊迷った末に「現代ファンタジー」としましたが、ファンタジー色はかなり薄め、とひとまず申し上げておきます。 楓谷中学だけに楽譜が存在する「吹奏楽のための風追歌」。過去に取り上げ…

ネタはニッチな吹奏楽専門の音楽エッセイ、ただし非マニアでも安心してお読みいただけます ^^。 エッセイ集として連載化するかも。とりあえずは一発目ということで。 かつて県大会で代…

「【エイルの挑戦状１１】ゾロ目記念！！エイルの本気〜もやしで一攫千金〜」参加作品。 まず、今回の突破ルールは以下の通り 　１、もやしを１本１０円相当以上で販売する。（ドル換算…

キャッチの通りのショートショート。一応この話にはモデルがいて、話の冒頭シーンは事実そのまんまです。そこから「この子が大金持ちで、この性格をもっとでっかく育てたら？」と想像したのが…

一見ハートフルな疑似ファミリーものコメディ……ではあるんですが、実はこの作品、ちょっとした仕掛けがあります。ネタバレになるんで、あの文字もこの言葉もタグに入れられません(泣)。そ…

　ホームホラーとかハートフルホラーという言葉があるのなら、それに近い短編です。多分、「どこがやねん！」というツッコミが続くことでしょうが。 　以下は制作ノートですが。 　本作は…

エイル様主催の自主企画【エイルの挑戦状１０】「冷やし過ぎたファンヒーター」(@rpcrtremote様とのコラボ企画) 参加作品。 指定のプロットは以下の通り。 ---…

この短編は、昨年の２０２２年４月、「阪神タイガース開幕九連敗セリーグ新記録達成記念」とタグをつけて発表するつもりで書いていたのですが 　笑、オチの付け方がＳＦ的にいいアイデアが出…

とあるおバカなウィルスが実現してしまったら、という構想で書いた、いわゆるバカSFです。書いたのは例によって十五年以上前で、もちろん新型コロナ騒ぎが起きることなど想像だにしてません…

2024/04/21　再公開しました。 自主企画「エイルの挑戦状９　ペット共に王道ストーリーだ」参加作品 レーティングとタグとキャッチでだいたいのところは想像つくと思いますが…

執筆当時のメモより。 「愛に生きる人生があるのなら、憎しみに生きる人生があってもいい。それを肯定的に描くとすると、どうなるだろうか、と考えつつ、書きました」。 　もう十数年前に…

トランペットを続けるつもりで樫宮中吹奏楽部に入った美緒が任されたのは、よりにもよってっ、「チューバぁぁぁ!?」。陰キャラの先輩に謎の試練、クセだらけの部員たちとの練習を経て、初…

2024/4/28　　主に後半の章で、さすがに日本語が雑すぎるかも、と思える項目へ、あちこち手を入れました。いくらかは読みやすくなったかと思います。 　　　*　　*　　*　　*…

エイル様の自主企画 【エイルの挑戦状８】大切なものを守り抜け！！　参加作品。 指定のプロットは以下の通り。 -------------------------------…

エイル様の自主企画、「エイルの挑戦状７　滑落しても雪山に勝つのだ！！」参加作品。 最初思いついたのは後半のアイデアだけで、これでは話にならん、とさじを投げかけた時に、前半部分がひ…

自主企画、「エイルの挑戦状６　プロット！？違う、違う、そうじゃない」参加作品。 ちょっと忙しい時に書いたので、書きやすいようにすらすらと書いていったら、なぜか９０００字オーバー…

エイル様主催の自主企画「エイルの挑戦状５　このプロットは楽勝だよね？」参加作品。 指定されたプロットは以下の通り。 -----------------------------…

エイル様主催の自主企画「エイルの挑戦状４　このプロットで小説書けますか？」参加作品。 期間ギリギリの完成になってしまいました。もう二日ぐらい早く仕上げたかったんですが。 加えて…

エイル様主催の自主企画「エイルの挑戦状３　このプロットで小説書けますか？」参加作品。 ２０２３．２．２０　一部説明不十分なところを補足しました。たぶんこれで完成形です。 ちな…

　元々この作品は、ある一行のセリフを作中キャラに叫ばせたい、という、その一念から作り始めました(読んでいただければ分かります)。 　あれこれ考えているうちに、このセリフは電話口で…

　２０２２年７月８日の安倍元総理銃撃事件の新聞報道では、一部に「銃のようなもの」というフレーズがありました。使われていたのは当日の大手紙の夕刊だけだったようで、特に話題にもなりま…

ある技術が実用化されたら、との前提で書いた、葬儀会社が舞台の近未来SFショートショート。最後にちょっとしたドンデン返しがあります。お楽しみいただけましたら。

・分類とタグについて 　一応SFと分類しましたが、この話はむしろソシオロジー、つまり社会科学系のフィクションと言うべきで、科学的なエスプリなんかはちょっと薄いです。ぶっちゃけ、斜…

　きわめてマジメなお堅い、ドキュメンタリーっぽいサスペンスと思いきや……というパターンのショートショート。 　読んで下さい。万人向けの仕掛けじゃないかも知れませんが、できれば爆笑…

今風に言うと、 「クラシックピアノ専のプレイリスト+超国民的古典エッセイ 　１０００年の時を超えたコラボ！」とかそんな感じになりますか。 要するに、 この季節にはこんな曲弾くのが…

拙作「大いなる自然の中で」同様、これも結構前に書いた作品です。 ただし、今回の発表にあたってはかなり手を入れました。 昔は説明不足な表現が山ほどありましたからねー。 発表してお…

　一昔前のNHKFMに「クロスオーバーイレブン」という名番組がありまして、このエッセイはそのナレーションのイメージで書いてみたものです。全部実話なんですけれど、語りだけ番組ナレー…

超古典名作「ありとキリギリス」の、現代風焼き直しとでも言いますか。 だいぶん前に、とあるところで「昔話を素材にショートショートを作れ」という課題が出て、そこに提出したものです。出…

一応、生物学系ＳＦ。

新聞、ニュースでおなじみの「〇〇に抗議が殺到」。でも、考えたことありませんか？　抗議ってそもそも誰が？　ほんとにそんな人いる？　そう、いるとすれば、それはひょっとすると……という…

ん十年前に、「大学の卒業式にまで親が出席するように！」と騒いだことがあったようで、このネタはその延長といえば延長です。案外今なら感覚的にはこれが当たり前？

その昔、ある施設の朝のアルバイトでの経験を元に、立場を裏返して書きました。