「ホラー・ミステリー・恋愛」を含む小説

帝の子を宿した妃が、謎の蠱毒によって命を落とした──。 真相究明の任を命じられたのは、呪いなど信じない冷遇され続けた不遇の皇子。 手を組んだのは、毒虫を愛し未来の断片を垣間見…

謎の施設で目を覚ました麻上流(あさがみりゅう)は家に帰ろうとするが、施設の外は白い霧に覆われて、少し先も見えない状況だった。しかもその霧は、ただの霧ではなく…… さらに施設にいた…

書け次第投稿していきます。 すべての作品はフィクションであり、すべての物事と無関係です。 短編と言いつつ少し長い作品にはタイトルに☆をつけることがあります。

高校3年生で神嫁の雪平満月と、大学生で陰陽師の末裔の久我環と出会い、人の想いに触れる。それは喜びか悲しみか、それとも______。 想いに触れる度に満月は己の真実を知る。

千歳書房にある古書、探し物手帖には、見えない意思があった。これを使えば探したい物は必ず見つかる。だが、そのためには命を奪われる覚悟が必要だった。 また一人、探し物手帖を購入した人…

その家には毎日一通ずつ手紙が届く。差出人は毎日変わり、彼らはそれぞれ、その思いの丈を言葉に宿す。それは愛情であり、願いであり、同情である。彼らは自分の言葉が彼女にどう映るかを気に…

三ヶ月前、恋人の蓮は交通事故で死んだ。 葬式にも行った。冷たくなった彼の顔を見た。それは、確かな現実だったはずだ。 なのに――今日も、LINEに通知が来る。 「ごめん、返信…

文官としての栄達を夢見て日々勉学に励む少年ダットは、普段は離れて暮らす祖父の屋敷で、この世の者ならざる怪異と遭遇する。蓮の池が咲き乱れる池の水面を歩いて渡る、天女と紛う何か。祖父…

日常の中にふとあふれる、やるせなさ、切なさ、背中の温度。 失恋のあと、春の風、夢の記憶、誰かの不在。 そんな“うまく言えない感情”を拾い集めた短編集です。 ほんの少し怖い話、淡…

「幸せとは何なのでしょうか。」 神代敬真(26歳)は今年二年目の新米弁護士。ある日敬真は、弁護士事務所からの出張を要請される。その場所とは、昔住んでいた故郷の羽津見(はつみ)町だ…

冬空の中、高校からの下校時間を楽しんでいたササキナナハは、奇妙な体験の後に過去を思い出していた。 忘れていたあの日々、私は妙な感覚に襲われて選択肢を迫られる。 後悔はするかもしれ…

日常の隙間にスッと入り込み、読者の心を揺さぶる「超」短編小説のアンソロジーです。わずか数分の読書時間で、あなたはめくるめく感情の旅へと誘われます。 ページをめくれば、そこには星図…

とある高校の生徒会選挙。 あなたは気づきますか？この異様さに

月が出ている。彼女と僕を照らし出す。

これまでの短話を集めました。主にKAC参加作品です。

　自殺。みんなが自殺していく。 僕の学校の、クラスメートも先輩も先生もみんな。 動機なんてない。 人格をまるで入れ替えられたように、みんなが狂って、自殺していく。 何事もない日常…

泉矢守琉(いずみやまもる)は七津坂学園の新聞部に所属している。活動がほぼなく暇をもてあましていたあるとき、高等部生徒会長であり友人の桜橋解子(さくらばしときこ)が守琉をたずねてき…

　成瀬君と千鶴。天才二人のやり方（解決の仕方）は対極的だ。成瀬君はスピリチュアルに、千鶴は理論的・現実的に。 　 　私（伊藤 沙苗）は普通の高校2年生。人と違うところと言えば、霊…

高砂仄香は、今は亡き調香師の祖母から受け継いだ調香工房で、隠されていた古い香水を見付けた。 幼馴染みの長谷川郁とともに香水の謎を調べていくうちに、この香水が人の心を操ることのでき…