「ヒロインが敵」を含む小説

『顕術』―― 　空間に身体で表現したものを実体化させる、つまりパントマイムから際限なくモノを創造するユニークスキルだ。 　気づけば勇者と呼ばれていた。 　目の前に広がるのは、…

　エストは、婚約者の王子マリウスの待遇にうんざりしていた。自分の仕事は押し付ける。女遊びはする。 　だから、婚約解消を申し込む。しかし、マリウスは王命であることを盾にそれを拒否…

俺はある日この世で１番大事な人をある怪物に殺された。 俺の目の前で… 俺も確かに怪物に襲われ殺されたはずだった… 俺は不幸にも死なずに生きていた… あいつのいない世界な…

　乱戦の中、勇者が王国の将軍を次々と血祭りにあげていく。司令官もあわやのところで先に帝国司令官を打ち倒した。総崩れの王国軍において武勲を挙げ将軍の地位に就いた青年は、養父の司令官…

俺、双海弘樹の親友、海原成亮は、俺が無理やりアネキにやらされていた、〈君に恋する７つの星〉（通称ナナホシ）という乙女ゲームの王太子に転生、俺がその婚約者である悪役令嬢という、トン…

魔術は社会を支える根幹で、魔術士は現代社会に欠かざる職業だ。が、彼等は税金逃れにとにかく血道を上げる連中だった。

神様が降りてくる日それを皆 『神日(しんにち)』と言う。 その神が降りてくる日 我ら人間は神に燃やされ食われ連れ去られ 何もなすすべがなかった。 そして神に対抗できる力 『妖魔…

三歳で前世の記憶を思い出したルシウス。 憧れていた魔法のある世界に歓喜して魔法の習得に励んだ。 そして気づいた。 「あれ？　これってプログラムに似てるな」 魔法陣を読み解いた…

　交通事故で死んでしまった俺は魔法学校に通う学生に転生していた。その魔法学校は勇者組と研究組に分かれており、勇者組はエリートと言われていた。 　俺はそのエリートに入れず、落ちこぼ…

今日もいつも通り女神によって異世界転生した俺は、仲間と共に四天王とか魔王とかを金属バットで殴り倒して異世界を救い、とっくに滅んでる元の世界へ戻って赤い塔の上で美少女と戦って死ぬ。…

人間と魔族が数百年ぶりに戦争をする中で、世界最強の『勇者』であるフェルミット・ベイルは前線で頑張って戦っている割には周りからの評価が良くなかった。彼が心安らげるのはむしろ、戦場で…

不思議な力を持った少年、織田総士はある時裏社会を牛耳るものたちに目をつけられ、命を狙われてしまう。 総士が持つその不思議な力で来る敵をなぎ倒していく話。 小説家になろうにも掲…

　高校入学と同時に始まったクラスメイトによる集団虐め。 　心に傷を負った高校1年生の渋川紬は、身も心も外界から閉ざした。 　引き篭もり生活が半年を経過した頃、突如家を訪れた来訪者…