「ハッピーエンド／結婚」を含む小説

【小説5巻発売中（サブタイトルと巻表記変更）&コミックス4巻まで発売&FLOSコミックスにて連載中】ゼルスの国王の王女として生れたエデルは、しかし愛妾腹ということで王妃と義姉らか…

買い出しに出た先で、勇者が魔王を討伐したというニュースを聞くローリエ。号外新聞に描かれた人物画を見てときめくも、自分には縁のない人だと自嘲する。 何故ならローリエは、預けられた…

　わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。 　十七歳の春。 　前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。 　乙女ゲームの悪役…

ジュリアンは田舎から出てきて克己精励の末に成功し、貴族の依頼に応える。気に入られた彼は娘の婿に選ばれるが、田舎者の彼には貴族風の生活はストレスが溜まるばかり。妻ともすれ違う中、田…

お節介焼きで困っている人を放っておけないシアは、数多のご令嬢達から人気の令嬢だ。毎日ファンレターが届き、社交界に出れば令嬢に取り囲まれるほどである。 けれど、それに反比例するよう…

過労死寸前だった聖女ノイシャは身売りに出された。ノイシャを買った身請け人・リュナン次期公爵はノイシャに結婚契約書を提示する。 「毎朝見送り時の３分だけ『らぶらぶ夫婦』を演じてほ…

※女性が男に乱暴される場面がありますので、不快に思われる方はご注意してください。 経理部の女子職員が、部長とラブホテルへ入っていくのを見た。 俺には関係の無いことだと放置する。…

目を覚ましたらそこは異世界でした。 この世界で生まれてからの記憶もある。 白い結婚であるはずの三番目の夫が私に手を出そうとしたから抵抗して、花瓶に頭をぶつけたところまでは覚え…

やちよの嫁ぎ先は、体が宝石と化して死ぬ「宝石病」にかかった華族の青年・桜花院唯月（おうかいんゆづき）。 やちよは呪いを引き受けて死に、後妻として義妹の市佳を嫁がせるためだ。 と…

人を踏みつけた者には相応の報いを。 伯爵令嬢のアリシアは半年後に結婚する予定だった。 公爵家次男の婚約者、ルーカスと両思いで一緒になれるのを楽しみにしていたのに。 ルーカスに…

私の婚約者は少しアホで、ちょっと愚かで、ほんのり|傍若無人《ぼうじゃくぶじん》で、時おり|暴虐非道《ぼうぎゃくひどう》だ。 　婚約者との顔合わせの日彼に最初に言われた言葉は、 …

「━━別れよう、リディア。 元々、この結婚は間違いだった。なかったことにしよう……。お互いの、いや、私達三人のために。」 リディアの1度目の夫は行方不明、2度目の夫からも離縁さ…

妹がおまえの婚約者の子を妊娠した。 だから身代わりに妹の婚約者――国のために人柱となる王子に嫁げ。 １８歳の誕生日プレゼントがそれですか、お父様？ と思いつつ嫁入りしたアリーセ…

※他サイトにも掲載中 ※変な話です。（笑） ある日、ふと幸せじゃないと気付いてしまったメリー・トレンドア伯爵夫人は、実家であるコンサバティ侯爵家に侍女キャメロンを連れて帰ってし…

伊集院桃子は、短大を卒業後、二年の花嫁修業を終えて親の決めた幼い頃からの許嫁・鈴木晃司と結婚していた。同じ歳である二人は今年27歳。結婚して早五年。ある日、夫から「離婚して欲しい…

【この度、「コミックライド」様よりコミカライズが決定いたしました！】 「――勇者よ、貴様に世界の半分をやろう」 「――なに？　世界の半分だと？　それはつまり……俺とお前で結婚す…

「これは政略結婚だろう。君がそうであるなら、俺が君を愛することはない」 　初夜にそう言った夫・オリヴァーに、妻のアリアは返す。 「愛すること『は』ない、なら、何ならしてくださいま…

　王宮を守護する騎士団と魔術師団は、とある理由でここ数年いがみ合いを続けていた。 　このままでは内戦になる、と危ぶんだ国王から「どうにかしろ」という命令が下り、騎士団長と魔術師団…

貧しい男爵家のイレーネ・シエラは唯一の肉親である祖父を亡くし、住む場所も失ってしまう。住み込みの仕事を探していたときに、好条件の求人広告を見つける。けれど、イレーネは知らなかった…

―――出会って、結婚して5年。一度も口を利いたことがない。 ミリエルと旦那様であるロイスの政略結婚が他と違う点を挙げよ、と言えばこれに尽きるだろう。 その二人が5年の月日を経て邂…