「王太子 王子」を含む小説

父の公爵が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹マチルダ。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、マチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよ…

シオン・アサルト公爵令嬢は、婚約者であり、この国の王子であるノモ・カロオ王太子に婚約破棄を言い付けられた。 理由は、最近転入してきた男爵令嬢に嫌がらせをしたからだという。 「…

　大魔導士アリエスに、危険な二つ名を持つ隣国の騎士団長の暗殺を命じられた未熟な魔導士のエリス。 　人選ミスとしか思えない密命に異議をとなえるも、師匠であるアリエスにはとりあっても…

侯爵令嬢のサーラは、婚約者で王太子のエイダンから冷遇されていた。さらに王太子はなぜか令嬢たちから人気が高かった事から、エイダンに嫌われているサーラは令嬢たちからも距離を置かれてい…

階段から落ちた拍子に、前世の記憶が戻った公爵令嬢ミレニア。ここが前世で大好きだった異世界恋愛小説の舞台だという事に気づいた。 さらに自分の婚約者でもある王太子殿下が心から愛する…

アレイシス国のフィリップ王太子は、戦地では躊躇なく人を殺す「死神」として名を馳せ、社交界では笑顔を封じた「冷血王子」として知られる存在である。 そんな彼が唯一心を許し、素の自分を…

王妃ミレニアは、十五歳で断頭台で処刑され再び六歳時に戻るという、死に戻り（デスループ）を繰り返していた。嫁ぎ先の隣国の王に邪険にされ、無実の罪に問われ、断罪されるのだ。王との間に…

「私には君を幸せにはできない。すまない。婚約破棄してもらえないだろうか」 婚約者である王太子リュシエルに婚約破棄され、伯爵令嬢のアンリーナは傷心の中屋敷へ帰った。 辛かった王太…

カイル・ロックウェルはクロム王国の王太子であったが、今現在辺境の地『モリス』で魔獣を狩る生活をしている。何故王太子である彼がこのような地に追いやられているのか人々は噂したが、辺境…

侯爵令嬢メルビルは、誇り高き古からの忠臣たるオーバーハウゼン侯爵家の娘として、一大産業にまで育て上げた改良コンニャクによって国を大いに富ませることに成功した。 しかし実の妹カス…

　忌み子と呼ばれ、幼い頃から実家のなかに閉じ込められたいた少女――コンラッド伯爵の長女オリビア。 　彼女は生まれながらにして、ある呪いを受け継いだ魔女だった。 　本当ならば死ぬま…

アレックスは母の胎内で女神の祝福を授かる。降ろされた福音は二十歳まで性別が定まらないというものだった。男性としての未来と女性としての未来、両方を思い描きながら、進むべき未来への選…

クリスティーナはある日、自由を許されていない女性であることに嫌気が差し、兄の服を借りて、家を飛び出す。そこで出会った男の子と仲良くなるが、実は男の子の正体はこの国の王太子だった。…

セロン国の王女・ローズは婚約者であるミオン王国のレグ王太子に婚約破棄を言い渡されてしまう。 一方的に婚約破棄された上に侮辱され、ローズは呆れていた。 婚約破棄されたローズの前にレ…

　この国には【書庫の幽霊王妃】という存在がいた。 　公爵令嬢のローズは婚約者の王太子により60年間もの間、城の隅の書庫に監禁され放置されていた名ばかりの王妃だ。 　そして77歳で…

シオン・ローゼンクロイツ公爵令嬢は、この国の王太子であるジーク・サザンクロス王子と婚約関係にあった。 しかし、学園でとある転入生が来たことで平和な日常が変わってしまった。 婚…

　学園の卒業パーティー。たった一人で姿を現した私、カリスタ。会場内はざわつき、私へと一斉に視線が集まる。 　――卒業パーティーで、私は婚約破棄を宣言される。長かった。とっても長…

出会いは、ブライトン公爵邸で行われたガーデンパーティ。それまで婚約者候補の顔合わせのパーティに、一度も顔を出さなかったエレアーナが出席したのが始まりで。 彼女のあまりの美しさに…

太陽が沈むことのない国――白夜の国。 しかし、国王の死によって太陽は沈み、〝夜〟が訪れた。 〝夜〟明けを目指して王太子であるジョシュは太陽の女神との契約に、 従妹のリアと乳兄弟…

スコットレイス公爵家の長女、アンジェリーナは幼い頃、王城の庭園で物静かな男の子と出会った。 彼とは何回か会い、仲良くなった。 だけどある日、もう会えなくなるかもしれないと言わ…