「詩 死」を含む小説

私は多分、詩のために死を選びません。 だからきっと苦しみは伝わらない。 でも、生きていたって、書けたのならそれがいいと思うんです。 まずは10篇ほど作りたい。 性描写的なもの…

なんでもない、ただの詩 あるいは死 杦山修司なんだなぁ

暗く静かな水面は何もうつさないし、またその必要も持たない。

詩の世界に没頭する彼は、Ｌと彼について想う。

どうせこれを描いているときは正気ではないのでしょう。まともに存命を観たら、頭がやられます。このところの残暑のように、低気圧のように、色が失われた廃墟然とした視界で、機械的に安楽死。

鬱ですね。鬱ですか。そうですか。鬱は今日ですね。今日は晴れていますか。晴天は鬱ですね。私は鬱ですね。蛙は鬱ですね。視野が鬱ですね。

自家中毒にならないように毒を撒く悪辣さとでも言おうか、これは私の自己治療の試みなのだろう。

【無口×対話×生×死】怒りを抱える指輪の宝石。何かを切っているときしか意識を持たない包丁。無機物と話せる青年。森の中に根づいた異様に美しい花。消えない痕を刻まれた大木。寂れた街角…

二度目の生は穏やかだった。愛する彼女と二人、穏やかな時間を過ごしていた。天国の向こう側にたどり着くまでの長い旅路を、二人は歩いていた。だが突如として襲った時間津波が、二人を引き裂…

※　読んで頂いた方のご感想を基にちょっとだけ手を加えました。 　　殆ど変わっていませんが、気になる方は超マイナーチェンジをご確認ください。＾＾； シ・ノ・ビ 「シ」 死 命…

イジメもあって進級進学将来の不安や悩み、親には期待も愛されもせず居場所無く独りぼっち。そんな学生の彼は明日死のうか死なないか迷い、ただ死を望む。彼は明日死ぬのだろうか。

糞尿の臭いが満ちた路地裏 裸電球のインチキな光が嘔吐物に塗れた道を照らす ずうっと、少女は独り、あるいていく 肩に下げた鞄には、養父が買ってくれた草臥れた画材 腕に抱えるは、ばら…

詩集です。 １００あります。 暗いです。

二百文字小説企画

愛しき人を亡くした時に訪れる静かな時間

どこぞの文献に載っていた（かもしれない）謎の唄です。

「ファウストのように、禁忌な延命が出来るとしたら」 電子の黒船が、死の近い国々を延命へ誘う。否定するのは白き方舟 終わり方は、黒、白、灰の三分岐 500文字でさくさく切っている…

生きるって何だろう。それが僕の悩みでした。そうすると、死にたくないって思いました。夜も眠れませんでした。そんな時、こんなことを思いました。生きるとは、死ぬことだと。生があるから、…