「【いいね！】 短編」を含む小説

この物語はバックナンバーさんの西藤公園を元につくりました。 というか、この曲を聞きながら僕が見たイメージ（世界）そのものです。 もし　これを読んで良いなって感じていただけたな…

「日比谷君。相談があるんだけれども」 「なんでしょうか」 「最近この、“本当は飲みに行きたいZ世代"って本を読んだんだけれど」 「真に受けて誘ってみたら煙たがられたと」 …

ガンになったらどうすればどういいんだろう？　という疑問から書いた小説です。 結局、具体的な病状やその人の置かれた状況、人間関係の中で、決まっていくしかないんだろうな、という当たり…

日常探偵は、目がいい。目端が効く。気づかなければただの日常、気づいてしまえば非日常。 日々の散歩の中に綻びを見出し、喜びとする、花の高校一年生・立花奏太の探偵譚　 〜男子校の…

平均（たいら　ひとし）はごく平凡な公務員。日々滞納者の対応に追われすり減った精神を５ちゃんねるのオカルト板を眺めることで癒していた。そんな時、ふと目に留まるタイトルがあった。 …

森の奥の小さな家。そこには「分かち合い」を美徳とする幸せな家族がいました。 美味しいクッキーを分け合うように、喜びも、悲しみも、そして「愛」さえも、兄妹は等しく分配しようとします…

もしも、あの風潮が社会を支配したら？ もしも、今の常識が法律になったら？ 現代日本の価値観、政策、ネット文化、社会問題を極端に誇張・拡張し、ディストピアの未来として描く短編集シ…

カクヨムコンテスト８「短編・私小説部門」中間選考落選作品です。 落選したコトは、それほどショックではありません。当初の目的の「クソ親父に対する怨み、つらみを世間に晒す」と、いう目…

｢隣、いいですか？｣ その言葉と同時に“俺”の隣に座ってきた老人。待ち受けにしていた息子の写真から始まった話はやがて二人が手にした価値へと変わっていく

食いしん坊のタヌキ・ドンと、優しいキツネ・ペロ。 ペロはいつも自分の獲物をドンに譲り、笑顔で見守っていました。 『君が満足なら、それでいい』 その献身的な愛に、ドンは感謝し、幸せ…

「このしょうせつは　よまないほうがいいです。 なぜなら　よんだあと　こころがぐちゃぐちゃになるからです。 しんゆう？きずな？なみだ？ はいはい、そういうのすきなんでしょ？ で…

久遠流布は激怒した。 図書室に保管しているライトノベル全てを無くすだと？ ぜってェ許さねえ。戦争だ！　怒りしかない！ そう決起し、隣のクラスの実近ねころを仲間として勧誘した。 し…

1分で読める創作小説2025 短いものをいくつか書けたらいいな、とそれぞれのお話にタイトルをつけていけたらな、と。

ギリ純文学と呼べなくもない、読み切り数分～十数分の短編が集まったなにかです。活字ならではの語感、余韻、それらから伝わってくるキャラクターのしっとりとした心情を楽しみたい方は必見、…

あなたは『ザーザー』と言う言葉を聞いて何を思い浮かべますか？ 雨の音ですか？それとも、砂嵐の音ですか？ まぁ、どれでもいいでしょう。想像の余地はいくらでもありますから。その想像…

「食事の時くらい、誰かと一緒がいいからさ」 　趣味は料理、特技は霊視の少女——有栖と奇妙な怪異たちが織りなす、ほっこり優しい連作短編集！ （一話三〜五分で読める小説です。通勤中…

新居で見つけた変な猫に誘われ、魔法のような本の世界を渡り歩く！ 主人公ユリスは、迫りくる理不尽にどう立ち向かうのか！？ 決められた結末に抗い、ハッピーエンドを目指す物語。 長編…

兄の失職祝いという名目で家飲みをした翌朝、目を覚ましたら生首になっていた兄を適当に保護したり構ったりしつつ、野良の生首や何やに行き遭っては右往左往しつつ生活をする連作短編集です。…

ポエムコアをもう一度やりたい。 ただそれだけです。 人の心はだいたい変で、幼くて、面倒くさい。 それをそのまま文字にするためのシリーズが 【小説・de・コア】です。 完璧じゃ…