「言いたいだけ」を含む小説

　夫夫（ふうふ）で物語を演じるシリーズ、第二弾。 　時間を忘れるほど研究に没頭してしまう貴増参（たかふみ）　アルストンは、親友の熱い男――明引呼（あきひこ）　デュスターブが文句…

それはヒントなのか警告なのか、あるいは単なる無駄話なのか。 同じ台詞を繰り返し、遠回しな言いかたばかりする街の人たち。 つまりここは、そういう世界なのだ。 ひとつひとつに確たる意…

「恋は人を詩人にする」とはよく言いますが、山への想いを拗らせた結果、わたしは詩人になりました。 ※『山と食欲と私』のTwitter企画がきっかけのため、Twitter投稿済みの作…

このハイドランジア王国には「王の至宝」と呼ばれるものが３つあります。 まず１つめは豊かな資源溢れるこの国そのもの。２つめは国の柱を支えてくれるハイドランジアの民衆たち。 そして３…

俺には、大学を卒業して互いに社会人生活に慣れてきたら結婚しようとしていた彼女がいた。 しかし、彼女はブラック企業での仕事の疲れで正常な思考もできぬまま、交通事故により帰らぬ人にな…

無駄な時間の使い方

「リーフ、突然の事で驚くだろうが……僕は君との婚約を破棄する事にした」 私の最愛の男性——クリス・メレディス様との結婚を間近に控えていた私——リーフ・プルームは突然婚約破棄を告…

今日あったことで、誰かに言いたいけれど小説にする程でもないような、そんなお話を書いていこうと思う。1分くらいで読める話が目標。

「あなたには普通の人生を歩んでほしいのですがね」 　そういう母の元に僕の居場所はなく、今日も家で同然に趣味で廃墟をめぐる。 　その日に入り込んだ廃墟の暖炉の地下にある魔法陣を発…

罪を犯したあなたは日差しを拒む陰の通りへ訪れた。とある噂を頼りに【　　　】という珍妙な相談所を目指して。 泥濘に捉われているような重い足取りは喧騒のない薄暗い通りに誘われ、辿り…

ポエムにもなってないようなもの。 片想いのようなもの。 言えないけど言いたいこと。

　山奥出身の青年フィンは大手冒険者ギルド事務員だったが、無能な上司と同僚に「この役立たずめ！」と追放されてしまう。フィンは自分の力不足を嘆きつつ、生活のために廃業寸前の弱小ギルド…

それまではただ普通に生活していた少年、村田剣人は両親を亡くした。 そんな彼を引き取る事になった父親の兄弟は山奥の盆地に作られた、発展しているとは言い難い田舎町で暮らしていた。 当…

石神井尊則は果たして聖人君子なのか？　ただの小心者なのか？　周りの人物との交流で徐々に明らかにされる。

※ネタバレあり※ 鬼として生まれたリリーは、父親に捨てられた リリーは人の負の感情が集まる黄泉に送り込まれる 成長し人間不信のようになったリリーは、黄泉でレヴィと出会い変わった …

　新学期のクラスの空気を馬鹿馬鹿しいと考えるほどにひねくれている倉木彩人は、部活に所属していない。しかし、彼の通う高校は部活への入部を義務付けているため、学年で浮く羽目に。 　入…

言いたくても言えなかったことを言ってもらってます。 言えなかったことを言ってもらってます。 これは言わなくてもいいんじゃないかな？ということも言ってもらってます。

　死の呪いをその身に受け、世界を放浪する賢者ルフェが今回依頼されたのは、森の中で殺された狩人の犯人捜しだった。村の警備隊と共に鬱蒼とした森へ入った彼女が見たモノとは……？

肉食系女子とは言い難い『大神 唯月』には『宇佐木 透也』という彼氏がいる。 もうすぐ付き合って一年、自他共に認める仲良しカップルなのに、実はまだ『アレ』をしてなくて…。 一年記念…

俺の彼女は可愛い どれくらい可愛いかと言われれば、 可愛いとしか言いようがない。