概要
無自覚王女様を観察する騎士視点の物語です
このハイドランジア王国には「王の至宝」と呼ばれるものが3つあります。
まず1つめは豊かな資源溢れるこの国そのもの。2つめは国の柱を支えてくれるハイドランジアの民衆たち。
そして3つめは、28人の子をもつ王の末娘……エヴァンシュカ・リアイス・トゥルーデル・フォン・ハイドランジア王女――いえ、言いたい事はよく分かりますよ。もう本当に長いので、エヴァ王女とでも覚えて頂ければ結構です。
これは、ご自身の能力が人よりも秀でている事を全く理解されていないエヴァ王女――「エ万能王女」の恋と、ワタシワ・オトメゲーノ・ヒロインナノヨと名乗る少々傲慢な少女を取り巻く愉快なアレコレなどを観察した物語でございます。
申し遅れましたが、わたくしはハイド。エヴァ王女専属のしがない護衛騎士兼観察者にございます。どうぞ
まず1つめは豊かな資源溢れるこの国そのもの。2つめは国の柱を支えてくれるハイドランジアの民衆たち。
そして3つめは、28人の子をもつ王の末娘……エヴァンシュカ・リアイス・トゥルーデル・フォン・ハイドランジア王女――いえ、言いたい事はよく分かりますよ。もう本当に長いので、エヴァ王女とでも覚えて頂ければ結構です。
これは、ご自身の能力が人よりも秀でている事を全く理解されていないエヴァ王女――「エ万能王女」の恋と、ワタシワ・オトメゲーノ・ヒロインナノヨと名乗る少々傲慢な少女を取り巻く愉快なアレコレなどを観察した物語でございます。
申し遅れましたが、わたくしはハイド。エヴァ王女専属のしがない護衛騎士兼観察者にございます。どうぞ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!明示されない四つ目の「至宝」を語ろう
転生、悪役令嬢、ざまぁ、知識チート、スキル、乙女ゲー。
そんなテンプレ的ワードがふんだんに散りばめられた本作を一言で形容する言葉を探そうとしたところ「爽快感と疾走感に溢れ叙述トリックを多用した優しい人たちの愛の物語」となりました。
ええ、ええ一言で形容しようなんて無理ですし、自分でも何を言っているのか分からないほど混乱しているのです。
にも関わらず、ジャンル詐欺でも無く、ちゃんとテンプレに則っています。
本作の最大の特徴は、一人称とスキルの組み合わせによる多角的な状況説明でしょうか。
隅々まで見渡せて、我々が与えられる情報は常にフェアです。
伏線と謎をちりばめ「あ、分かっ…続きを読む