「ＳＮＳ」を含む小説

　時は２０ＸＸ年……ニホンは超情報化社会を迎えていた。 　これは一人のジョブ・サラリーマンの日常の記録である。 　KAC2024その１「書き出しが『○○には三分以内にや…

多くのものを得て、多くのものを捨てた。 多くのものを忘れ、多くのものを大切に抱えた。 雨の止むその日を夢見て、私たちは必死に生きていた。

猫が好きな人、猫を飼っている人、猫をこれから飼おうと思っている人。 すべての猫好きさんに、届いて欲しい。 そんな気持ちで、このエッセイを書きました。 どうか少しでもいい。一人で…

7月4日。私の意識はぷつりと途切れた。 7月5日。私は一部の記憶に蓋をして生きていくことになった。 全てを奪ってもなお私を慕うあなたの姿は 無知故の幸せを享受しているようで、 心…

曰くや穢れ。 本来面白がってはいけない事柄が、エンタテイメントとして大量に消費されている。 小説、漫画、アニメ、ドラマ、ドキュメンタリーなど、今やそれらは手のひらの上の小さな機械…

OL主人公がお仕事ほっぽり出して頑張ります。

※推理小説ではありません。 とあるアリーナドームに爆弾を仕掛けたという投稿がSNSで注目を集めていた。 刑事のフユカはこの爆発事故を未然に防ぐ為に女子高生にして警察のお抱えア…

人口の7割がメタバース【トゥエリア】で生活するようになった世界。ある日トゥエリアが大手SNSとの連携を発表した。なんでも、ユーザーの投稿内容が天気に反映されるようになるらしい。

１０年ほど前に書いた物です。 少年兵に狩り出された子供達の物語。 今も終わっていません。 それどころか少年兵を使う勢力は増え続けています。 人類の愚かな同士討ちの拡大とともに。 …

『ガレリアかめおか』という、京都府亀岡市のとある道の駅。 　どうもこの施設の敷地内で、『透明人間』とやらが出没するらしい。 　しかし、その透明人間は悪さやイタズラをするわけで…

　社会人三年目にして、糸井 明（いとい あきら）は悟っていた。自分はこのまま普通に働いて、普通に結婚して、普通に老いていくのだと。 　現状を変えたいと願いながら、特に何をするわけ…

仕事で書いてます。雑誌のライターです。 プライベートでも書いてます。ここカクヨムで、SNSで、ブログで。 小説、エッセイ、いろいろ。 説明したり、妄想を文章にしたり、気づいたこと…

僕はSNSの噂話を調べるためにここ「鎌倉」にやって来た。 でもここは、不思議な力が働く場所。 面白半分で調べるなんて軽々しく言ってはいけない場所だった。 噂話は真実なのか？ …

【七部構成】 寺田寅彦先生の随筆を、不肖ながら今風にアレンジさせていただきました。寺田寅彦先生がもし現代に生きておられたらならば、ひれ伏しながら謝罪するところであります。私がやっ…

呪いとは、解こうとすればするほど強まり、逃れんとすればするほど絡め取られるもの。 この事態を解決しようとすればするほど……被害は広まり続ける。 誰かが意図してかけた呪いなら……そ…

※この紹介文にはネタバレが含まれます。 　鈴木孝一は中学生の頃、鳴海未亜という名の同級生が自殺をしたという話を他人事のように聞いていた。 　孝一が社会人になった頃に、ＳＮＳで知り…

ギフママ、つまり我が子をギフテッドと勝手に言い張るママの心の闇を描くフィクション問題作！ 日本国内ではギフテッドの医学的・公的な定義はなく、ギフテッドと診断や公的認定をされるこ…

――【掌編３作】―― ≪SNS黎明期≫ 　匿名性が私を救ってくれました。 ≪危険が板挟み≫ 　車道側より、建物側の方が危険じゃない？ ≪感染予防≫ 　でもさ、毎日、交通事故…