「連作短編」を含む小説

イケメンだがどこか野暮ったい新人カメラマン・澄生（スミオ・24歳）と、超絶美人のエース記者・紫子（ユカリコ・24歳）による、連作短編のお仕事ヒューマンストーリー。 澄生はカメラマ…

短編賞創作フェス参加作です。 お題：スタート お題が全部で三つなので、連作短編で三角関係を抽出しようとしています。 ２話目【君に向けるラブソング】 https://kakuy…

脇坂未明（わきさか みめい） それは美しい少女の姿をした悪夢。 絶望に瀕した人間の前に現れ、彼らを更なる絶望に堕とす存在。 美しくも恐ろしい、絶望と死の象徴の如き影。 彼女の紡ぐ…

約束の日を待たずに あの人はいなくなってしまった たとえ一度きりだとしても またあなたと会えるなら 私はそれを願うだろうか たとえその先に 二度目の別れが待っていたとしても？ …

未来の服を自由に思い浮かべましょう。 空を飛べる服、食べられる服、宇宙とつながっている服⋯⋯ どんな服でも構いません。 次はその服をどんな人が着ているか想像してみましょう。 その…

幼い頃、僕が眠れない夜。屋根裏部屋に棲む語り手が怖い話を聞かせてくれた。 幽霊の話、呪いの話、物の怪の話、怪異の話、……神の話。 ここに綴られるのは、そうして育てられた僕が、子供…

　消えたい―― 　満月の夜、そう願ったわたしの前に現れたのは、不思議なクラスメイトだった。 　自らを魔女と称する彼女は、願いを叶える代わりに、花魔女見習いとして、この世にとどまる…

＊序章から第五章まで短編風。第六章は長めの中編＊　 全37話。本文約138000文字。2024年1月3日完結。　 第一章　食糧不足が深刻化する時代、エレナとルフィナはイタリア北東…

王都と北部を繋ぐ街、ルモニ。 英雄を生んだ街で賢者と称されるアドラーのもと、何故か領主の孫娘が助手として活動することになり、 小さな事件はやがて大きな事件へと繋がっていく……。…

水上家に纏わる連作短編。 ふんわりゆるい怪奇譚です。ちょっと怖い話も怖くない話もたぶんごっちゃに突っ込みます。

400字の掌編の連作で異世界ファンタジー世界を構築していきます。

　昔々、双頭の黒鷲が大陸の諸領邦を統べていた昨日の世界（さいごのじだい）、 　真珠の街を流れるドナウ川の水底で、睡蓮の竜と糸紡ぎの魔女が出逢った――。 　時は19世紀末、オー…

私立柳都学園高等部、そこには二人の迷探偵が在籍していた。 ガサツで言葉使いは荒いが美少女キャラの市之瀬凛花、 冷静沈着・成績優秀、メガネ女子の川島玲。 でもこの二人、時として性格…

憧憬と依存と劣等をぐるぐるにしてきゃわゆくアイドルで包みこんだ百合連作短編だよ。 ①なにもしてないおっとりリーダー緑×前グループやめちゃった先輩 ②憧れのアイドルと同じグループ…

全部、愛。 行き過ぎた愛だったり偏った愛だったり特殊性癖だったりの話です。 「樹」 “吊り橋効果で目の前にいた人を好きになったが、本当に好きだったのは吊り橋の方だった”みたいな…

「フジミヤ」という肉に纏わる連作短編集です。 （番外編「芙二宮精肉店」はちょっとブロマンスっぽいです）

　１年３６５日のうち、「彼ら」が主役の日はたったの１日。それでは残りの３６４日、「彼ら」は一体どこで何をしているのだろう？ 　きっと誰でも知っている「彼ら」を中心に、「彼」や「彼…

【エクレア】 かつて、魔王に打ち勝った。勇者を訪ね、賢者はあばら家を訪れた。曇天の昼を、雷のような事件が裂く。2381文字 【ミルフィーユ】 「詰みソフトが増えたので、家を作るこ…