「『なにか』」を含む小説

本日はクリスマス・イブ。きっと、なにか嬉しいことがある日だと思います。それがずっと続いてくことが平和なのでしょう。そんな事を願って書かせてもらいました。

あらすじ※ネタバレあり 最愛のひととの結婚式当日。陽毬は夫の歩人にある場所に行きたいと頼む。 ふたりが向かった先は、墓地。 陽毬は、歩人に自身の過去を話し出す。 陽毬は優秀な姉…

家庭の事情で友達に裏切られ、すっかりこじれた中２ゆりあが異世界に行ったことで、ちょっと前向きになる話。 （最終的に現実に向き合うので、異世界ファンタジーじゃなくて現代ファンタジ…

施設に入所中の父親が繰り返しミズキという名前を話すから、覚えてしまった。そのミズキという名前が、父親のタンスの奥に挟まる手紙。その差出人の名前だった。彼がボケる前にミズキという人…

粘り気のある水、基スライムとしてシュミレーション・ゲームでつくったような近未来異世界に転生してしまったおれ。こんな序盤のレベル上げ要員でも立派な怪物だから、狩られないように夜な夜…

　──どうして　そんなことも出来ないんだ。 　三太は物心ついた頃から父にそう言われて育てられた。それでも長兄であり、家督を継ぐ者として自身を捧げて来たが、十六の歳に勘当を言い渡…

小学6年生のナオは、転校初日、隣の席のルナから突然告白される。 明るく元気なルナだったが、心の内では、自分自身について、色んな不安を抱えていた。 「空気を読む、ってなに？」 …

ある日、北島宗太〈きたじまそうた〉がいつものようにゲームショップに足を運ぶと、店の前で一人の少女に出会う。 どこか歳を食ったような話し方と着物姿。そんな妄想のような出来事を経験…

「いいエアコンを買いましょう」 　三年目の結婚記念日、妻が突然そんなことを言い出した。 　普段はエアコンのことなんて口に出さないのに。 「今のエアコンもそんなに悪い子じゃない…

ごくごく普通の人生を送り続けて16年。そんな日々はいつか終わる。そう、「恋」に落ちたのだ。 相手はわからない。だけど恋に落ちたんだ。

中学校に上がって、「僕」が最初にやったことは「自分を変える」ことだった。そのひとつとして、僕はスマホを穴に埋めた。 小学校で英語が必修科目になったことによる登校拒否。手紙でのやり…

なにかと秘めている幼馴染は…幼馴染はっ…

「どうも皆さんこんにちは。リオちゃん様だぞ！　今回は初めて見てくれた人にも分かりやすいように今までのあらすじをまとめてみたぞ。絶対に存在しないが『ずっと前から読んでました』って人…

「私にもあるのかな。大好きだって言えるもの。これが好きな気持ちだったら誰にも負けないっていうものと……いつか、出会えるのかな」 『あなたを魅力的じゃないというのは、無理がありま…

負の感情を持つ人が居た。 彼女の名前はスティンジェ。 スティンジェは仲間を持つがそれがなにかわからない。 そう、感情がないのだ。 感情がない人と感性豊かな人との出会い。 そして２…

同名の童話を読んで思いつきました。 人になにかしてあげること。 それは本当に大事なことなのかもしれません。 きっとそういうことなんだと思います。

　わたしは、小さいころから、なにかとよく物を盗られました。 　どうやら他人の目には、わたしがとても無害な存在に映るそうなのです。 　ある日のことです。 　わたしの財布から、10…

伯爵家の娘でありながら魔法力のない令嬢ナタリア。その特性を見込まれて、幽閉された第二王子カーティスの花嫁として求められる。没落寸前の伯爵家を救うため、ナタリアはその話を受けた。 …

詩とか､ショート・ショート､キャッチコピーにちかいなにかの倉庫｡