「音」を含む小説

登場人物 月城　白群（つきしろ　びゃくぐん） 美青年。呪術師の家系に生まれ、現在は怪異関係の事務所を設立し、生計を立てている。 言葉足らずな部分があり、冷徹に見えるが優しく、誠…

　離婚経験のある三十歳の廣田美由紀、迫丸という男に少女時代に苛められていた経験があった。喫茶店で出会った友達の晴子との間では主従関係のようなものがあり、自分を淫乱だと思っている。…

なにかが窓を叩いている

那智　風太郎様の自主企画に参加しました。 (すべりこみでしたが、セーフでしょうか？) 「雨の情景から始まる魂の４０００文字」です。 ある雨の日に、奇妙な音を聞いた主人公。そ…

「あすか」が死んでから5年。 謎の作家「あすか」は、『願いを叶える栞』がデビュー作にして最高の作品だと、全世界が称賛した。 「あすか」を称賛し止まない。そんな渦中だった。 「…

〖第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　一句の部〗 季節感のあるものを中心に、五七五に囚われず自分なりに表現してみました。 一句の部ですが、大まかに季節順に並べてあります。 わた…

冴えない会社員が酒飲みと出会う話。

若者は機械音が鳴り響く部屋の中に閉じ込められる。足には鎖、隣には見知らぬ男。 ここは一体どこなのか。そして彼は何者なのか。

自信作です。よろしくお願いします。

｢あなたが忘れても恋って、 とっても素敵だもの! だから私は、君に会いに行くよ。 あなたが私を好きになってくれた その思い出は永遠だから・・・｣ 主人公の近藤朱音は中学一年生の…

ベッドサイドの卒業式です コンテストの要項の理解不足で、一句ずつ投稿してしまいました。 気がついて、応募作品を「ブルーベリーは登園拒否の吾子の手に」にまとめました。そちらものぞ…

頭脳明晰な高校生 北沢 晴斗。 そんな彼だがある日を境に勉強以外が不器用になり友達ができず次第に性格が暗くなっていく。 そんな彼を影から支える幼なじみの町田 茜音。 …

あの日、たしかに夏だった／藤倉みろり 【第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト】二十首連作部門　参加作品

降りしきる雨の中で、傘を持って立っている男が一人。手に持つ傘は壊れており、使い物にはならないために、男はシャッターの降りた店の軒先で雨宿りに興じていた。ふとした気の緩みから傘でシ…

中学時代はサッカー部でストライカーだった主人公、望月琴音。 中学生最後の夏の県大会は準々決勝で負けてしまい、全国行きを逃してから中学を卒業するまで、魂の抜けたような日々を送ってい…

私立白凰学園高等部1年皐月葵は一人暮らしを始め、そこで充実した生活を送っていた。 そしてその幼馴染である天音唯は成績優秀、品行方正、容姿端麗、運動は…まぁお察しとして。 そんな一…

日本語は一字一音式の等拍言語です。 でも、英語はそうではありません。 そして、 最近の音楽もこの日本語の法則を崩したものがありますね。 Adoさんの「Tot　Musica」大好き…

　ある事情で部活を探していた佐能深琴(さの みこと)は、教師と後輩の強い押しで短歌部に所属することになる。 　一癖も二癖もある後輩や変なあだ名をつけて来る顧問、廃部寸前故に合併し…