「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部」

長串望

かねの音の賑やかなるをこととえば つけどもつきぬ四苦と八苦と

かねの音の賑やかなるをこととえば

つけどもつきぬ四苦と八苦と


訳:大晦日になぜたくさん鐘をつくのかと尋ねれば、鐘を突いても突いてもなくならない108つの煩悩のためとのことだ。


意訳:大晦日にまで金がない金がないとうるさいのは、生きていくだけで苦しい世の中につき回されているからだ。

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「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部」 長串望 @nagakushinozomi

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