「実はわたしも」を含む小説

プロポーズから始まる、悲恋の物語。

私は小学校の教員である。もう引退に近い年齢だ。 ある日、受け持っているクラスの女の子に聞かれた。 「先生はさあ、今までに受け持った子の中で嫌いになった子っている？」 私の頭の中に…

高校入学の日 僕は幼馴染に告白すべく約束の場所に向かうが、次々邪魔がはいった。 全てを蹴散らした先に彼女はいた。男と二人で こっちをゴミでも見るような目で睨む彼女 「遅れてごめん…

一日ひとつの予言をくれる生首様と、そのお世話をするわたし。特に何事もないようで時々不穏で、おおむね平和。そんなふたり(?)の変わり映えのない日々の記録。 ♯novel首塚　参加…

私は、わたしがおかしい事を知っている――。 小学生の時、知花は妙齢の女性に出会った。美しい彼女は、秋穂といい、知花を「わたしだ」と言って、愛した。 秋穂は知花に与えたがり、知花は…

登場人物は、僕、もみじ、かえで、私、昭和好きのひとびと、おばあちゃん、わたし

スイス、ツェルマット。マッターホルン北壁で墜落した父の背を追い、わたしは草原を駆けてゆく。

わたしは小学4年生。詩を書いてます。詩を書くの好き。

ニースで過ごした話。

『あの子みたいに、キラキラしたい！！楽しい人生を送りたい！！』 平凡なわたしが夢を叶える物語。 雪見だいふくさんの代理学園のスピンオフ小説です。 うちの子目線のストーリーで…

　キミは二六歳のしがない小説書きだ。 　いつか自分の書いた小説が日の目を浴びる事を夢見て、日々をアルバイトで食い繋ぎ、休日や空き時間は頭の中に広がる混沌とした世界を文字に起こし、…

私がカクヨムを続けていられる理由が、ここにあります。

　好きだと気づいた日から、 　あなたの隣にいたいと望んだ。 「永遠に大好きだよ」 　 　彼がこぼした何気ない言葉。 　わたしは本気で想っていた。この関係がずっと続くのだと。 …

これは、わたしと〝カミサマ〟の短い物語。

ちっちゃい頃から女の子みたいに可愛いわたし

「――……白い蛋白石（オパール）が好きなのかい？」 真っ白な部屋に隔離された「きみ」のためだけにつくった物語を語る「わたし」の話。 ほんのりファンタジー風味です。

我が子は可愛い、だけじゃない。 赤ん坊と奮闘中の「わたし」の備忘録。

色の無い紙束に綴られた未完の手稿には、如何なる題名も著者名も記されてはいない。だが、そのお話は「わたし」と言う読者を得た事を機に、中断していたお話の続きを語り出した。この「わたし…

ロンドン･パリで過ごした話。

「兄さん、久しぶり。」 年子の弟、達也はいつもこうだった。 俺は、残されたたった1人のこいつが嫌いだ