「視」を含む小説

中学二年生の酒向ナツミは、人のささくれを毟り、その跡（傷）を見て運勢を占うことができる。 名付けて『ささくれ占い』という。 よく当たると評判で、今日も占って欲しいクラスメイトの列…

あらすじ：とあるパンデミックの後にAIと融合する不思議な人間達が生まれ始めた。 彼らは出生時に身体の一部が全く機能していない状態で生まれてくるのだがAI機器に触れることによってそ…

ほのぼのホラー (すこしふしぎのSF枠かもしれないです)

現代日本の高校生、南雲空多（なぐも・そらた）は、気がつくと知らない場所にいた。いや、正確には知っている……厳密に言えば『なんだか見覚えがある』場所。寝落ちするまでプレイしていたは…

【100万PV感謝】 家族と一緒に初めて王都にやってきたソーマは、王都の光景に既視感を覚えた。自分が作ったゲームの世界に似ていると感じて、異世界に転生した事に気がつく。 自作ゲー…

【2024年3月25日（月）MF文庫Jより発売！】 俺、積木来都（つみき・らいと）は未来が視える――だから、このままだと破滅の未来を迎えてしまう世界を救うために、ある決断をした…

　突然だが、僕は、”中二病”である。 　可愛い妹に、”ネコミミ”と”ネコシッポ”が《《視える》》 . 　小説家になろうにも掲載しています。

「魔法絵画」の中でも、銀色の龍・ケセファリスを描いた作品は歴史的に、主題、寓意の観点から図像解釈が多数試みられてきた。イタリア人魔法画家ピエトロ・アレッツィ（Pietro Mar…

　王族として産まれるが、双子は忌み子とされ、片方は産まれた事を隠される。 　弟に勇者の証があるとされ、王は兄の方の遺棄を部下に命じ、箱の中に入れて川に流した。 　勇者が誕生す…

　骨董品収集が生業の母を持つ番条小鞠は、どこにでもいる平凡な小学生男子である。 　世間からの評判も良く、一人暮らしに近い生活を送る彼は、ある日母親の倉庫整理中に不思議な鏡を見つ…

KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～ 第２回お題「住宅の内見」より。 ◎ホラージャンルにおりますが、ホラーというには生ぬるい。 ◎置い…

ボクには少し変わった能力があった。 そう、ボクには他の人には視えない【モノ】が視えるのだ。 視える、ただそれだけ。 かっこよくお祓いが出来るわけでもなく、その【モノ】とおしゃべり…

「護衛官にならなければただの犯罪者として一生を終えていただろう男」――と評される四郎（しろう）。一見すると好青年だが、中身は笑顔で相手の喉笛を噛み千切るただの「狂犬」だともっぱら…

　神子森咲子（みこもりさきこ）は幼い頃から幽霊が見える霊媒体質である。けれど、日常生活に支障はないもので普通の女子高生として日々を過ごしていた。霊媒体質であることを知っている親…

「私」は行き詰まった状況を打開するため、三分間のミッションに挑戦します。ターゲットは未来を視ることができる女性、彼女は……

お勉強中の新米占い師さんに視てもらった話

…第１回お題 「書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」 『早急に返信をお願いします！』 　先方からのメッセージがあった。 　男はすぐに返信を打ち…

創造主により次元空間にて封じられていた〝天壌無窮(ウロボロス)〟と呼ばれた龍フェムトは、下界の様子を不安視した創造主により、十の大国をそれぞれ治める妹達の様子見と下界の監視を言い…