「シンデレラ♂」を含む小説

神界でのんびりと暮らす女神ルネ。 ある日、いつも一緒にいる美人三女神と話していると、主神様がお子を人間界に落としたという。 「一緒に落ちて添い遂げたら、神界に戻った後も結婚してく…

伯爵令嬢のユリアは、８歳の時に両親を亡くして以降、叔父に引き取られたものの、厄介者として虐げられて生きてきた。さらにこの世界では命を削る魔法と言われている、治癒魔法も長年強要され…

※公募のため、最後まで書いてあります。ネタバレを含むため、全話読了後に読むことを推奨します。 男爵家の令嬢マナ・パルネスは、魔術師の名家に生まれながらも、魔術師に必要な精霊との…

　リヴォニア（現在のラトビアの東北部からエストニアの南部にかけての地域）の農民の娘・マルタは、ドイツ系牧師の、名目上は養女、実態は召使いとして、こき使われる日々を送っていた。 　…

魔法で栄えた国家グリスタニア。人々にとって魔力の有無や保有する魔力《オド》の量が存在価値ともいえる中、魔力の量は多くとも魔法が使えない『不良品』というレッテルを貼られた伯爵令嬢レ…

トマシンは伯爵家の令嬢。平民の愛人と結婚したいスノードン侯爵は、おとなしそうな令嬢トマシンと偽装結婚を謀る。そしてトマシンに派手好き、遊び好きとうわさを立てて、気の毒な夫として同…

「馬鹿は、どこまでも群れて歩く。」 「だからこそ、一人を望んだこの王子様が、私には可愛くてしょうがない。」

ある日、主演ドラマの打ち上げの日に熱を出してしまった、双子の姉、その姉は人一倍責任感が強いために、欠席できないと、弟に頼む、その弟はいやいや、行くのだけど…自分が声をしているアニ…

はじめに、シンデレラが失踪する――。昔ばなしに描かれない、姫たちの心の裏側。物語の役割を捨てた姫たちは、抜け出した先で何を得るのか。そこにポンジュースはあるのか。自らを愛せるよう…

これはストーリーを書き換えられたお伽噺の登場人物による世界征服の物語です。 主人公。桃太郎。愛称モモタ。 シンデレラ。 貧乏。お金大好き。魔法使いの弟子（落ちこぼれ）。…

学園内で美少女と名高い ＜仄白えら＞（ホノジロ・エラ）という女子生徒の 美しい死体が出来上がる。 探偵の登場により 事の始まりが紐解かれてゆく。 果たして、この事件＜白か黒か＞…

「君に与えられた選択肢はふたつ。僕と結婚するか、僕に殺されるか、だ」 　高校2年生の始業式の後、話したこともない同級生にプロポーズされた足立理央。 「脚が綺麗だから」という理…

　棺の中で眠る美少女――彼女の名はシンデ＝レラ。 　先日、毒リンゴを食べてしまい――【死亡】したらしい。 　彼女と同居していた小人たちは、彼女を救うために、森に迷い込んだ王子を捕…

昔々あるところに、 ギリギリ思春期と言えなくもないお年頃で、口が悪くて、いい性格もしているシンデレラが住んでおりました。 「私が独りでモソモソ飯食ってる時に、皆だけ美味いもん食…

真珠色の白髪に紅珊瑚の瞳を持つ苺苺は可憐な美貌を持ちながら、悪意をあやつる異能のせいで〝白蛇妃〟と呼ばれ、皇太子宮で忌避されている。 不平等な選定で最下級妃の位を与えられ、じめじ…

(全6話の短編) 古来より、その村には新たな「烏王」が立てば、 年頃の村娘を烏王の花嫁――「花御寮」として 輿入れさせなければならないという掟があった。 このたび、新たな烏王が…

「ルシエル・ヴァレンシア。聖女リリーナへの数々の嫌がらせ、及び聖女殺人未遂によりお前を離島への島流しとする。」 私の婚約者でもありこの国の王太子でもある ハーレック王太子殿下は…

超伝導体「賢者の石」の製法が発見され、急速に発展した未来都市。 なんでも屋グラバー商会に籍を置く少女・エラは、《硝子の靴》を履き今日も街を駆ける。