シンデレラのような恋
恋愛楽〜leara
第一章
プロローグ
『おいっ!おかま〜』って小学生の頃、いじめられていた、
中学生になって声変わりするのに僕だけは高いままで、
『女みてぇな声〜』とか
『はっきり言ってキモイ』とか言って
いじめられていた……だけど僕は1人じゃなかった、だって僕達は双子だったから、
いじめっ子からいじめられてるといつも、
僕は…マナちゃんが大好き!
マナちゃんは僕の最高のヒロイン
いつも『マナちゃん!』って間違えられるのが嬉しかった…
だけど時々…"僕だよ
『マナちゃん今日はかっこいいコーデだね』
って言われて、"マナちゃんはすごいなぁ"って思った
そんな事を思っていると…なんだか部屋で1人で
泣く自分がいた、
『気づいてよ!』って叫ぶ自分がいた
だけど…マナちゃんの事は嫌いになれなくて、
気づいたら、同じようなお仕事に着いていた、
マナちゃんは映像のお芝居の道へ
僕は声のお芝居の道へ、
だけど…マナちゃんは僕の事あの日を境に
嫌いになった…なんでかは教えてくれなくて、
でも…それがわかる日は…そう遠くなかった
「なんで?!…僕は男ですよ!」
「それでも…一目惚れ…したんだ!」
マナちゃんじゃなくて…僕を見てくれた
嬉しかった…
いつも間違えられるから…
だけど…僕は0時の鐘の魔法が解ける前のシンデレラのように、
逃げるんだ!
僕じゃなくて…マナちゃんの方が、幸せにできるから
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