概要
かむな様って、なんだ?
会社の同僚と、潮干狩りに行ったんだ。そしたら、変なおっさんに話し掛けられたんだよ。いや、話しかけられたのかな、あれ。おっさん、「かむな様」とか言ってたんだけど。
少しでもお楽しみいただければ、幸いです。
少しでもお楽しみいただければ、幸いです。
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- ★★★ Excellent!!!早春の浜辺。満ちて行く虚無。
春まだ浅い遠浅の浜に潮干狩りに来た男。
ひょんな事から同僚の誘いに乗ってみたものの
想像していた以上の穴場だったのだ。
貝類は苦手だったが。ヤドカリが美味いと
聞いて興味を持った。
潮の香と波の音。そして地元民でも滅多に
訪れない、穴場の浜の風景。
爽やかな早春の海。
美味しい海の幸を存分に収穫した彼らを
待っていたのは…。
全く予想だにしなかった結末。
『かむな様』とは一体何なのか。
博識な作者の言葉の謎かけ。
『かみな』『ごうな』さて、これらは
一体何ものなのか。
グラリと視界が揺れて 何か が満ちる。
知らぬままに絡め取られる、主客転倒。
曖昧になる意識の中…続きを読む - ★★★ Excellent!!!土俗と因習。そこに伝わる奇妙な言葉には、やっぱりちゃんと意味がある
疑問に思ったら、それは間違いなく「サイン」に違いない。
特に方言。よく聞き取れないからと言って、それを後回しにしてはいけない。それが聞き取れないままでいると、重大な何かに追い込まれるかもしれないから。
主人公は知人の潮田に誘われて潮干狩りへ行く。そこでヤドカリを捕まえるのだが、なぜか出会った男から方言で「何か」を囁かれているのがわかる。
不思議に思いつつ、料理でも振る舞ってもらえるのかと家に行くが……。
この「因習」とも「土俗」とも言える、何とも言えない「異郷」の不気味さ。そこに足を踏み入れながら、「まずい事態」に気づけないでいる不安定さ。
小さな生き物とは、果たして人…続きを読む