概要
「遺体には、歯が一本も無いんす」
2024年11月29日金曜日、友引。本州からやや離れた孤島の断崖で、1体の水死体が発見された。この島では事件など滅多に起きない。盗みをはたらく者など誰もおらず、鍵も付いていない家ばかりで平穏そのもの。「島を守るのは2丁拳銃だけ」とも謂われるように、駐在の警察官は2名しかいない。連絡を受けて、朝から島の全防衛力が現場に集結した。
死体には歯が一本も無く、「まるで大河ドラマに出てくる、お歯黒をした公家のようだった」。他殺か、自殺か。2丁拳銃は捜査を開始、やがて事件の真相が見え始める。それと同時に世界の闇に触れ、事件は未解決のまま幕を閉じる。これはリアルかフィクションか――
※カクヨムコンテスト10【短編】、エンタメ総合(SF、歴史、ミステリー)短編部門 参加作品。
(前半4話5000文字)
死体には歯が一本も無く、「まるで大河ドラマに出てくる、お歯黒をした公家のようだった」。他殺か、自殺か。2丁拳銃は捜査を開始、やがて事件の真相が見え始める。それと同時に世界の闇に触れ、事件は未解決のまま幕を閉じる。これはリアルかフィクションか――
※カクヨムコンテスト10【短編】、エンタメ総合(SF、歴史、ミステリー)短編部門 参加作品。
(前半4話5000文字)
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