かつて犯罪に巻き込まれた愚弟と共に、子供達を「加害者にしない」術を考える

気付けばハマってしまっている！
そんな巧妙な罠がいっぱい！

えぇ私もこの間フィッシングサイトに引っかかり、慌ててカード会社に連絡しました。

自分だけは大丈夫？

その思い上がりが危険の第一歩かも。

読んだらわかる！

貧困は病気と一緒で個人でできる対策ももちろんあるんだけど、基本的に文明社会の構造圧力によるから社会疾病の側面が大きい。
雑な話として風邪をひいたとして真冬に裸でいたのとそれなりに対策をしていてもなおというのでは、何か理由と対策の因果を考えるべきだという話題。

要するに適切な政治的制度的な見直しが必要なタイミングと程度というものがある。
たぶんこのあと三十年は労働人口が減少傾向になるのと社会インフラの老朽化が顕著になることで面倒がはっきりすることだろう。
無限の時を重ねる国の歴史の一ページの話だからまぁちょっと気長に対処する必要がある。
小説を楽しむものとしてはそれくらいに構えていた方がいい…続きを読む

という人にこそ是非読んでいただきたい。
勿論、私のように生来的に臆病で人を信じてなければ、まずひっかからないとは思いますが、なまじ知ったつもりになった人ほど危ういかもしれませんよ、と自戒させてくれるはず。
「自分は直接やってないし」「名前貸しただけだから」と安易にやったことが、取り返しのつかないことになるかもしれない、それが認識できるだけでも価値はあると思います。

闇バイト勧誘の手口が本当に巧妙で恐ろしいです。
もちろん、このエッセイに書かれている内容以上に巧妙な手口が、今も考え出されているのかもしれません。
それでも、非常に重要な啓発だと思うのです。
一人でも多くの人に読んでいただきたい。

金欠の青年Aは、SNSで「名前を貸してくれたらお金あげるよ」の誘いにホイホイと乗ってしまった。

お金が振り込まれて良い気分だったが、しばらくすると『在宅起訴』されて、手にしたお金の三倍の金額を請求されてしまった……。

これは作者さまの家族に起こった問題で、啓発のために書かれたエッセイです。
他の闇バイトの手口もいっぱい紹介されていて、とてもタメになります。

今、いちばん旬なテーマのエッセイですよ！