貧困は病気と一緒で個人でできる対策ももちろんあるんだけど、基本的に文明社会の構造圧力によるから社会疾病の側面が大きい。
雑な話として風邪をひいたとして真冬に裸でいたのとそれなりに対策をしていてもなおというのでは、何か理由と対策の因果を考えるべきだという話題。
要するに適切な政治的制度的な見直しが必要なタイミングと程度というものがある。
たぶんこのあと三十年は労働人口が減少傾向になるのと社会インフラの老朽化が顕著になることで面倒がはっきりすることだろう。
無限の時を重ねる国の歴史の一ページの話だからまぁちょっと気長に対処する必要がある。
小説を楽しむものとしてはそれくらいに構えていた方がいい話題だと思う。
身内の話はまたそれとしてね。
いま民主主義国家国民としてできることは長期国債発行を恐れるな、と政治家に訴えることくらいかな。
大変いい話題だと思いますよ。