概要
寂しさは優しくて甘い。それを感じる雨の日が私は好き
十代最後の歳という割に、僕は色々と不足がちな自分を自覚していた。例えば誠実さの意味さえも、靴下の表裏がわからない子供みたいに履き違えてばかりだった。
犀川よう様自主企画参加作品。
『第一回 さいかわ水無月賞 テーマは「雨」』
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093078387055933
犀川よう様自主企画参加作品。
『第一回 さいかわ水無月賞 テーマは「雨」』
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093078387055933
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!複雑な心理がおりなす、雨の日にぴったりの恋愛物語。
大学生、19歳、同い年の男女の物語。
ひょんなことから、二人は出会い、急接近します。
と、ここまで書いたら、普通っぽいですが、この物語は、ただの普通の恋愛ではありません。
男女ともに、心理描写が、緻密で、圧巻です。
二人とも饒舌に、読者に思っている事を語ってくれます。
読者はその濃密さに、息苦しくなるほど。
深いんです。
そして、「ああ。男女ってなあ……。恋愛ってなあ……。」
と、物語読了後、私は言葉を失ってしまいました。
うまく、おすすめレビューが書けていないかもしれません。
どうやって、この物語を言い表したら良いか悩み、800字ほどつらつらレビューを書いてから、いったん全部消し、…続きを読む