第8話
波乱万丈のテスト期間を終え….えっ?大袈裟だって??もともとテストって苦手だったんだよ
やっと3年間の高校生活を終えたと思ったらまた1年からやり直しってあんまりだ、
会長様(予定)との楽しい学園生活が無ければ泣いちゃってたね☆
そんなこんなで修羅場を終えた僕は自分の机の上で萎れていた
会長様(予定)「そんなんでこの先大丈夫なのか?」頬杖をついてこちらを見ている会長様(予定)が訊ねる
マオ「あぁ~宇留鷲さんのイケメン顔が疲れた心に染みる」
あほな奴っと鼻で笑う会長様(予定)もなんとお美しい✨
モブ1「何マオ、テスト自信無いの?頭よさそうなのに」モブ1号こと啄木鳥 照君(きつつき てる)
この前の一軒で仲良くなった、たまぁ~に殴りたいほど失礼な事を言ってくるけど悪い奴ではない
と思う。
マオ「悪くは...ないと思う、でもテストしているときの空間とかがすごい苦手で….それでたまに酷い点とるの」
思い出すと気持ちがまた下がっていく
照「まぁそんな落ち込むなって、放課後コンビニで甘いもんでも奢ってやるから」
マオ「なんかちょっと元気出てきた」まだ気持ちは落ち込んでるけれども励まそうとしてくれている友達に元気だよーと見せる為にポーズを取る。
モブ2「俺ハーゲンが良い」いってぇなっと言う照君に飛びついたのはモブ2号こと古木 寿葉(ふるき ことは)
照「お前には奢らねーよ」照君はくっついている寿葉君をひっぺ剥がし会長様(予定)の方を向き奢るんで一緒にどうですか?っと尋ねる
寿葉「ずりぃー俺だけのけ者‼」なんでなんでと照君を揺さぶっている
マオ「二人は本当仲良しだね」微笑ましくてニコニコしながら眺めていたら
照「マ~オ!本当可愛いな~」と言いながら僕にくっつきスリスリと頬を合わせる
因みにこの学園、例外なく全員の顔が良いのだ、ワイルド系から可愛い系までのオールコンプリートしていて
照君もカッコイイ方の顔をしているのでくっつかれて悪い気はしない、でも
マオ「僕は可愛くないよ?」確かに、この学園に入れるぐらいの整った顔をしているが可愛くはない
照「マオ冗談は性格だけにしとけ」僕の肩に手を置きあきれる様にいう
マオ「失礼な‼」
寿葉「宇留鷲の顔見すぎて感覚麻痺ってると思うけど、自信を持て顔だけは可愛いから」
マオ「それって顔以外は可愛くないって事だよね?!」
寿葉「宇留鷲もそう思うよな!」話を聞いていなかったのか頬杖を付いたまま、こちらを見ているしばらくして質問を理解したのか口を開こうとする
(ㇵワワ…会長様(予定)が何か言おうとしてる、何を言われるんだろう、ああああぁぁまだ心の準備が!)
会長様(予定)「まぁ整ってるんじゃない、悪くない顔をしている」
そう言われたところで、教室の入り口にいた先生に呼ばれたので離脱
先生ナイスタイミングです!教室を出る際に3人がガヤガヤ話しているのが気になったが恥ずかしかったので教室を出る
(何を話しているんだろうか)
因みに先生からの呼び出しはテストの点数についてだ…クラス委員長として恥ずかしくないのかと言われて
ちょっと泣きそうだった。
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