第4話
会長様(予定)に不快だと言われ気分がズーンと下がってしまう
何故そんな事を言われたのかも理由は分かっている、分かっていたはずなのに
わざとでは無くとも自分の浮かれきった発言が会長様(予定)を不快にさせてしまった事が自分の気分をどんどん落としていく
会長様(予定)「そんなに気を落とす程か? 大袈裟な、ただ褒めるなと言っただけだろう」
マオ「僕にとっては重要な事なんですよ、貴方に嫌われたら死んでしまいます(泣)」
会長様(予定)「嫌われるって…俺達は今日あったばかりだろう」
マオ「そうですけど、そうじゃないんですよ…」
??「ずいぶん楽しそうだなお前ら二人」
突然外部から話しかけられてビクッとする、声の方向を見るとそこには顔をひきつらせ笑う担任の先生が立っていた
先生「俺の話はつまらんか、そんなに話したいならクラス全員と話せるようにしてやろうお前らは俺の権限でクラス委員長と副委員長にしてやる、感謝しろよ」
会長様(予定)「じゃあ委員長はお前だな」そう言うと俺方に指をさす
先生「やる気に満ち溢れていて先生はうれしいぞ」
感動にしました見たいな態度をとっているが、まるでわざとらしい
というか会長様(予定)僕にめんどくさいの押し付けたよね、本来はあなたがやる役ではなくて??
先生「じゃ!委員長と副委員も決まったことで二人とも挨拶よろしく」
マオ「えぇ…」展開が早すぎて困惑する、何を言っていいのか分からないからうまく声が出せない
会長様(予定)「俺は宇留鷲ハクト そんなつもりは無かったが受けたからにはしっかりとクラスの副委員として仕事をするつもりだ」
やっぱりあなたが副委員長なんですね
マオ「クラス委員長をさせてもらいます、音無マオです半分押し付けられましたが役目はしっかり果たします不甲斐無いかもしれませんが、頑張ります!」
パチパチとちらほら拍手や歓迎の声が聞こえる
注目されているのがとても恥ずかしい燃えるような顔を更けしぼむ様に席に座る、なんだかクラスがざわざわしているのは気のせいか
先生「はい!委員長たちの挨拶も終わったところで解散、真っ直ぐ家に帰れよ、委員長たちはもう少しいてくれ話したい事がある」
そう言い終わるとクラスのみんなは各々帰りじたくをする、僕と会長様(予定)はまだ帰れないのでしたくはせずに先生の所へ向かう
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