第10話
職員室に居る先生に出場参加者の振り分けが大体終わった事とともし変更があったら報告する事を伝える
そしたら先生から初仕事お疲れさまと飴を貰った
マオ「先生学校にお菓子持って来ちゃダメなんですよ」
先生「おう、じゃそれ返せ処分してやる」
飴を取り返そうとして伸ばされた手を避ける
マオ「一度渡したものは返却不可になりますww」
先生「可愛くねーな、ほらさっさと帰れ」と半場強制的に職員室を追い出された
廊下に出てすぐの所に会長様(予定)がいたのでまだ帰ってないんですか?と聞きながら駆け寄る
会長様(予定)「廊下は走るな」
マオ「駆け足だからセーフなんですよ」いやアウトだろなんて言い合いながらクスクス笑う「かi…宇留鷲さんはなんでまだ残ってたんですか?まさかまさかの夕暮れ時の愛の告白?!色男ですな」
ケタケタ笑いながら会長様(予定)の前を歩いていると突然冷たい何かが首に付く
突然の事に思わず変な声が出る
首を抑えながら振り向いたらそこにはペットボトルを差し出す会長様(予定)
会長様(予定)「これを渡す為にお前を待っていたんだ、それにそう言う類の呼び出しは断っている」
マオ「あ...りがとうございます」どうしようニヤけそう「やっぱり呼び出しはあるんだ色男ですなぁ」
視線を下げて必死に誤魔かす
会長様(予定)「さっき思いっきり引っ張ってしまったからな詫びだ」
これで痛む所を冷やせと言われてそれを受け取るとすぐに会長様(予定)に背を向ける
後ろからどうしたと声が聞こえたがなんでもないと返す
会長様(予定)から受け取った飲み物を胸元でぎゅっと握りながら思う
(やばい今凄く酷い顔になっている気がする…
だって…
だって…
こんなファンサうれしすぎるでしょ!!!!
会長様(予定)自分のカッコよさ分かって!!!!
こんな事したら皆惚れてまうよ♡
僕は既にベタ惚れだよ♡
これ以上僕の好感度を上げてどうする気ですか???
これが無料コンテンツだなんて…お金を…お金を貢がせてくれ…)
自分のニヤけた顔を会長様(予定)に見られたくなくて思わず背を向けてしまった事は許して欲しい
ニヤけ顔を直したくてプルプル震えていると、後ろから”おい”の声と共に肩をそっと掴まれる完全に自分の世界に入りかけていたので突然の事にびっくりし
会長様(予定)の方に顔だけを向ける僕の顔を数秒見た後、帰るぞっとだけ言って肩から手を外し先に歩いて行ってしまった
(変な会長様(予定)…いきなり呼び止めたと思ったら一人で行っちゃうし、どうしちゃったのかな?)
翌日登校一番に照君と寿葉君に昨日お詫びに会長様(予定)から飲み物を貰ったと自慢したら
羨ましそうにしていた特に照君が
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます