概要
逞しい聖女と、生意気な神官の恋物語
「私、聖女に立候補します」
結果は……はい、即合格!
だって、他に候補者いないんだもん。いる訳ないよね。『聖女』という名の『生贄』だし。
でも、お祈りするだけで悠々自適に暮らせるし、財政難の実家も救われるし。
……何より、大好きだったあの人を忘れられる。
意気揚々とやって来た神殿で待っていたのは、こちらも新しい神官様。
一体どんな方かしら、良い人だといいけれど。
……えっ、ちっ……小さい?
「なんだ、デカいババアだな。お前、本当に聖女か?」
なっ……なんですとおおお!?
逞しい聖女と、生意気な少年神官の、奇妙で愛しい同居生活が始まった。
それから八年の月日が流れ、少年神官は成人し、美しい青年神官となる。
恐ろしい雷の夜、徐々に変化していた二人の関係に、決定的な出来事が……?
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?