概要
本当の恋を知らない恋多き大国王子×感情を閉ざした訳あり人質王子の恋物語
主国アンダリアズ王国に人質としてやって来た隷属国タータイヤ王国のメイリヤ姫は、王族らしからぬ貧相な見た目と人形のように何事にも反応しない奇妙な姫だった。王の前にいるものの、名前を名乗っただけで後は棒のように突っ立っている。
広間に集まった貴族たちは侮られたに違いないと憤慨し、兵を出すべきだと騒ぎ始めた。ところが末王子のミティアスは「予定どおり姫は僕の伴侶でかまいませんか?」と口にする。ミティアスがそう言ったのは、ベールに隠れた姫の瞳が世にも珍しい左が紫色で右が淡い碧色だったからだ。
こうしてメイリヤ姫は両国の約定どおりミティアスの伴侶となったものの、アンダリアズ王家を侮辱したとしてタータイヤ王国には罰が与えられ姫自身も牢部屋に軟禁されることになった。そこに通うのはミティアスだけだったが
広間に集まった貴族たちは侮られたに違いないと憤慨し、兵を出すべきだと騒ぎ始めた。ところが末王子のミティアスは「予定どおり姫は僕の伴侶でかまいませんか?」と口にする。ミティアスがそう言ったのは、ベールに隠れた姫の瞳が世にも珍しい左が紫色で右が淡い碧色だったからだ。
こうしてメイリヤ姫は両国の約定どおりミティアスの伴侶となったものの、アンダリアズ王家を侮辱したとしてタータイヤ王国には罰が与えられ姫自身も牢部屋に軟禁されることになった。そこに通うのはミティアスだけだったが
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