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概要
夏の日、青空、ストレート。
自分の野球の実力に見切りをつけた相坂巧実は、野球部のない高校に入学し無気力な日々を送っていた。そんな彼の前に、小学生時代にバッテリーを組んでいた女子・宮辻結羽が現れる。野球同好会のマネージャーになっていた彼女は、メンバーが9人にも満たないにもかかわらず「目標は甲子園」と堂々と言い放ち、そのために巧実の力が必要だと述べる。誘いを拒否する巧実だが、諦めない結羽の熱意に触れるうち、くすぶっていた心を揺さぶられ──。
2023年集英社ノベル大賞 2次選考落選作
2023年集英社ノベル大賞 2次選考落選作
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